勧善懲悪の『フリークス』と違い、主人公が悪人で、歪んだ愛のために誰にも「知られぬ」自己犠牲を払った挙句にグラン・ギニョールな罰を食らうという哀れな物語。悪人と"幸福な二人"が同時に笑い合う切り返しの…
>>続きを読む武器と抱擁の“arm”──とあるサーカス団で腕をコルセットで隠して腕無し人間の芸をしているアロンゾが、団長の娘のナノンに恋をする。サーカスの花形のナノンは過去に男に言い寄られてきたトラウマからか男に…
>>続きを読むサーカス大好き監督トッド・ブラウニングと稀代の怪奇スター、ロン・チェイニーのタッグ作品。
ロン・チェイニーの顔芸が凄まじい。「男性の腕が嫌い」と言うナノンのため両腕切断した直後に、ナノンから恋敵と…
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一番辛いのは笑われること
トッド ブラウニングは映画界に入る前はサーカスの一員として巡業していた背景を持つ。見世物としての要素が強いサーカス、奇人たちが登場するのも自然なことで…
最高。嘘から出たまこと。本当のコンプレックスを隠すために作り出した仮のコンプレックス。
腕は男性性の象徴か?
サイレント映画で、顔の感情表現に初めて魅了されたかもしれない。ロン・チェイニーの顔の…
サーカスで怪力男のセクハラに悩まされ男性の腕恐怖症になった団長の娘ナノンと両腕がない男アロンゾの愛の物語かと思いきや、実はアロンゾは腕があることを隠してサーカス団に逃亡してきた犯罪者だった。勝手にロ…
>>続きを読むなんだこれ、面白すぎるんだが。『フリークス』のトッド・ブラウニング監督によるサイレント映画。とあるサーカス団を舞台に、「腕なし」を偽る犯罪者の男と、「男の腕恐怖症」の女曲芸師の、歪みまくった恋愛模様…
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