殴られる彼奴(あいつ)の作品情報・感想・評価

「殴られる彼奴(あいつ)」に投稿された感想・評価

ゆーま

ゆーまの感想・評価

5.0
発明を奪われ妻を奪われた科学者がサーカス団の道化になり自身のこれまでの不遇を笑いに変え迫る仇を前に壮大なる復讐劇を果たす。最後の勇姿と道化であるが故の結末はあまりに無情。名優ロン・チェイニーの変幻自在な名演とサイレントならではの情感が相まって想定以上に胸を打つ…
いずみ

いずみの感想・評価

4.6
シェストレムってあまり知られていないと思うけど傑作しか撮ってなくて震える
籠

籠の感想・評価

4.0
劇伴なしのサイレントそのものは520円でしたがやはりそれなりの違いはある。音の想像だけではちょっとしんどい。この時代の動物の扱いは凄い。ここでのライオンが「ホワイト・ドッグ」を観たばかりだと関連付けしてしまう。何と言っても一人一人の顔の揃えの徹底ぶりに圧倒される。
mikan

mikanの感想・評価

4.1
道化師となった科学者の愛と人生を描いた映画。暗い人生で最後に笑った者が勝ちである、という言葉の表す通り、どんなに酷い人生でも最後に真に笑えればそれで救われるのである。
地球儀を回す道化師からは、誰もに嘲笑される彼が世界を回しているように感じさせる。愛も悲劇も入り交じった人生を生きる人々を笑わせる道化師こそ、真に人々を救っていると言える。綻びては繕われる彼のハートのパッチワークが切ない。