フォークロアにも見えるカルト作
ギムリの病院。病床で命の危うい母のもとに集まる娘たちに祖母が語る、1人の女性をめぐる孤独な青年の数奇な話。
奇妙な行動が慣習にも文化にも見える。大枠のストーリーは…
サイレント映画の手法に固執し、判然としない悪夢世界をぶち撒けるなんとも癖アリな一本で、リンチっぽいとも言われてるみたいだけど、逆にイレイザーヘッドがもたらす心地良さみたいなものは本当に唯一無二の感覚…
>>続きを読むイメージフォーラム
アークエンジェルよりこちらのほうが好き。嫉妬の感情が分かりやすい。鋏を盗んだ下りはなかなかに気持ち悪くて一気に主人公が嫌いになった。天使から病院の窓に流れたり、血だらけで相撲とっ…
全体を通じて、デヴィッド・リンチの映画っぽい。冒頭の天国から降りてきて子供達のところへ辿り着くシームレスな映像(素晴らしき哉、人生!も思わす)。
傷や裂け目にカメラが入り込んでいくところも。
そし…
ガイ・マディン長編一作目である本作は、《映画》というフォーマットへの自己言及的な作品であった。
冒頭、映写機から投影される「ギムリ・ホスピタル」。映写された映像は窓に見立てられ、映画の窃視性に意識…
天然痘襲う19世紀カナダ僻村の病院で、患者同士の友情がある看護師の死を経て憎悪へ変わる。✂
ガイ・マディン監督カルト作。サイレント映画愛に満ちて不穏、鋏や魚などの小道具から、嫉妬も忘れ尻掴み合い血…
孤独な入院患者のグロテスクな夢と現実を、ハリウッド初期を思わせるモノクロ・サイレント風手法で描いた異色作♡♬*゚
19世紀末、カナダの小さな村ギムリが舞台。69分という短い映像はどれも悪夢を見てい…