初ケン・ラッセルかと思ったら、クライムオブパッションを観てた。
観たの結構前だけど、今でも忘れられないショットが多い。
鮮烈で狂気的な映画だった。
ラストシーンもしっかり覚えている。
おもしろかっ…
17世紀フランスを舞台に、宗教的狂気と政治的陰謀を描いたドラマ。カリスマ的な司祭が修道院長の妄想により悪魔と通じていると告発される様子が描かれている。やがて司祭に対する告発はエスカレートしていく。映…
>>続きを読む「死ぬまでに観たい映画1001本」996+223本目
不得意分野の映画だ。時代考証は全くなし。
十七世紀、フランスの政情の紊乱は目をおおうべきものであった。ルイ十三世(G・アーミテージ)はカーディ…
凄まじいん。言語を絶する力作。17世紀フランスの、宗教抗争、政治謀略を背景にした宗教裁判、火刑により、街が崩壊する様を、カール・ドライヤーの禁欲的描写ではなく、業火の地獄絵図のように描く。ルーダンの…
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“Loudun possessions”
Urbain Grandier(1590-1634)
Production Designer:
Derek Jarman (1942 ‑ 1994…
1971年。
1634年に起こったルーダンの悪魔憑き事件の映画化(同じ事件の舞台をポーランドに移した映画に『尼僧ヨアンナ』(1961年)がある)。
ジョン・ホワイティングの戯曲『悪魔』(1961…
王と枢機卿を映しながらTHE DEVILSのタイトルが出てくる冒頭から心を掴まれた。
主要な人物は過剰なほどキャラが立っているが、真っ白な壁と建物に囲まれて民衆は全員黒尽くめの街では違和感を感じない…
04.10.2022
09.14.2023
03.17.2024
イカれたナンスプロイテーションと鋭い宗教考察の間を綱渡する本作は、爆発的な演技と精巧な美術でもってつくりあげられた最高にエッジーな…
ルーダンの悪魔憑き事件そのものの面白さに加え強烈なビジュアルが100分続く変態祭りなので悶絶級に楽しい映画。
ご都合主義の戒律、悪魔を利用する陰謀、男色化で絶対君主の新時代、信仰心なき尼僧達と滑稽…