確かにしとやかな獣だった。
間ですら隙のない絶妙なズレが完璧な会話劇。
投げつけたお清めの塩なめて「世間はそう甘くないよ」の数秒間のセンス。
部屋の家具や小物の配色も全て白黒ハッキリしない色で、…
26/03/06鑑賞。
戦後日本の紛れもない傑作。初っ端から貧乏を偽っている家族たちの魅せる嘘が笑えるのだが、なんだか切実で、強かで切れ味がかっこいい。新藤兼人もこんな本書いてたのかと唸る。まとめ上…
カメラワークがとても工夫されてるなーと。
まぁおもしろい。テンポの良い掛け合いとか。
合間合間に挟まれる、エレベーターのない長い階段、しかしその階段は奇妙なシュールさも兼ね備えているシーンは好き…
「お父様はね、競馬でご損なさったのよ」ですって。山岡久乃の上品ぶった言い方が、登場人物の卑俗合戦の中で太々しく冴え渡る。次から次へと放たれる父親の"下劣な美学"には呆れるを過ぎて感心する。こだわりの…
>>続きを読む1960年代の匂いと空気感が伝わってくる
歌舞伎の雰囲気と戦後の社会が感じ取れる良作。
この時のミヤコ蝶々先生は40歳。今の40代にこんな肝っ玉お母さんはいるのだろうかw
最近の若いものは個性がない…
©KADOKAWA 1962