しとやかな獣 4K版の作品情報・感想・評価

しとやかな獣 4K版1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

4.2

あらすじ

『しとやかな獣 4K版』に投稿された感想・評価

4.0

なんという面白さ。若尾文子目当てで来たけど結果的には山岡久乃に釘づけだった。ラストのあの表情がたまらない。夕日をバックにゴーゴーダンスを狂ったように踊りまくる姉弟も凄まじい。パラサイトもそうだけど、…

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3.9

構図の映画。セリフなくても構図の語りだけで内容分かるんじゃない?ってぐらい徹底していた。上下に180度さまざまな角度から固定したり、時には動かしたり、引いたり寄せたり、ほぼアパートの一室しか映してな…

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4.0

すげーなカメラといい緩急といい。こんなに狭いアパートでもこれだけできるんやで!!と言わんばかりの作り上がりだ。風通しが良さそうなあのアパートは能舞台なのだろう(適当)。能舞台に飾られたルノワール笑。…

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おもろすぎる。
最初からずっと変で全然信用できない感じ最高や。
最初に観たときはあんまり印象になかったけど、ラストの山岡久乃とんでもない。

テレビの台頭もあり、翳りを見せ始めた日本の映画及び撮影所の技術を、なんとか称揚しようとする試み。蛍光灯の照明のこだわりの無さをくさす場面は失われていく技術への誇りが垣間見える。そして、撮影においては…

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4.1

家族ぐるみで汚い金稼ぎを続けるある一家のお話。

タイトルから艶っぽい話を想像していたが意外や意外なワンシチュエーションコメディ。

父・伊藤雄之助のある一言で静寂に包まれる場面が印象的。

登場…

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⑤2025.6.21@角川シネマ有楽町(若尾文子映画祭 Side.B)
劇中全て虚し、登場人物がべらべらまくし立てる台詞、虚業で掠める金銭、実感としてあるのは赤貧時代の雑炊と浜田ゆう子の汗まみれの肢体
4.3
若尾文子映画祭にて。4K版を初めて鑑賞。天才·川島ならではのカメラワークがこの作品の全て。演技派としてのあややも見られる。日本はこれから発展するぜ、と訴えるようなラストシーンも川島っぽかった。

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