風前の灯の作品情報・感想・評価・動画配信

「風前の灯」に投稿された感想・評価

杏佳

杏佳の感想・評価

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脚本自体は悪くないと思うし、高峰秀子も良い。けど、撮り方とか編集とかが微妙というか、コメディではなかった気がする。あと佐田啓二のほくろは全然笑えないし、佐田啓二の演技に期待していない感じがある。眼鏡だけで十分だった。

直前にホークスを見たのもあって、やっぱりホークスすごいんだなあ、と改めて思った。
Taul

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3.0
『風前の灯』シネヌーヴォで初鑑賞。『喜びも悲しみも幾歳月』と『楢山節考』間の作品でそのパロディもいれて楽しく作った雰囲気。高峰秀子のコメディエンヌぶりはさすが。

2012年9月鑑賞
愚連隊一味の強盗3人に目を付けられた郊外の一軒家。
近所、親戚、旧友と様々な人間の出入りにイラつきながら待ち伏せる一味の視点を通して、強欲婆さんを中心に繰り広げられる一家の仁義なきブラックコメディが、軽快なBGMに乗せてテンポ良く繰り広げられる。


同年公開の前作「喜びも悲しみも幾歳月(1957年)」で"金を掛ければなんでも面白くなる"と批評された木下恵介の怒りの反論ともいえる低予算映画で、前作では模範的で尊い夫婦関係を演じた高峰秀子、佐田啓二がそのままキャスティングされ、今度は金に意地汚い駄目夫婦を妙演。
特に大きな丸眼鏡をかけた高峰秀子のコメディエンヌっぷりは貴重。
木下恵介のコメディってあんましひょうばんよくないけど(つーても「今年の恋」だけは別格か)わたしはけっこう好き。損得守銭奴ケチケチコミュニティのなかではデコちゃん三姉妹の次女の小林トシ子がいちばんちゃっかりしていて親近感しかない。南原宏治がやってきてからの編集の異様な楽しさ。
hmsuga

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3.4
普通だった。
なんとまあ佐田さんx高峰さんの名コンビでこんなドタバタ劇。
この時期木下監督もいろいろ撮って試行錯誤されていたのでしょうか?
kabaya

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田を挟んだむかいの丘からずっと覗いてて、説明もないのに人の出入りが激しいと言うだけで笑えるのすごいな。
始まりと終わりを火事で繋げつつ、家金人をドタバタ。
丘の上で悪ガキ三人がポーズ取るだけで笑えるし、滑舌ギリギリで激昂するのも最高。
curly

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3.6
ほとんど家の中で繰り広げられる家族や金の問題、愚痴。脚本が面白くてクスクス笑える。女の人がぷりぷり怒っててみんな可愛い。
卵黄

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4.1
昭和の家庭、近所付き合いのこういうところがムリを圧縮している
よくできた一幕ものの喜劇という感じで気軽に観た。
とはいえそんなに笑えるわけではなくて、牧歌的なドタバタをぼんやりと眺める感じ。シナリオは2、3日で書いたような気軽さがありつつ、序盤の伏線がきちんと終盤に生きてくる、書き方のお手本のような折り目正しさがある。

映像的には佐田啓二がガチ転びするところがよかった。そんでもって、エンディングにちょろっと出てくる(昭和32年頃の)新宿駅前の様子が現在と比べてあんまり違うのでビックリした。駅の前にある交番…つまりあそこは…現在の…LUMINE…🙀
守銭奴老婆の財産を狙い次々と家に人がやってくるのだけど、冒頭から登場する怪しい3人組は様子を伺うだけで結局何もしないのは笑えた。姑の田村秋子さんの人物造形が強烈なのは勿論、高峰秀子の役所もクセが強い。演劇映えしそうな脚本。面白かった。
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