若者たちの夢と挫折と希望を鋭く描いた青春群像劇。
ダンプカーが疾走する場面は若者たちの熱い想いを感じさせる。だが、現実の厳しさに悩み苦しむ。それでも、前を向いて歩く姿に希望の光が見えたような気がし…
悲惨な幼年体験。母親、ひいては女性に対する複雑な感情。深作が東映を飛び出して撮った青春ドラマではあるが、主人公の置かれてきた境遇などは濃度100%深作キャラ。
底抜けのダメ男である河原崎長一郎が、…
話が終わっても前田の罪状がピンと来なかった。しかし、悪ければ過失致死、よくても要加療者の遺棄致死、どちらにしろそれに逃亡者の幇助、警察への妨害が連なる。それらみなひっくるめて「よくないこと」をやっ…
>>続きを読む全盛期直前の深作による疾走感と、松竹らしい貧乏青年哀歌が混ざりあった映画。
あんま面白くない話をエネルギーで押し切っているとも言えるが…
当時の前田吟は会社を問わず暴力的な映画にも色々出ていたが、…
集団就職で上京した若者達がトラック1台でのし上がろうとする地方出身者の話。トントン拍子で話は進まず5人でスタートしたのに1人減り、2人減り、3人減り、最終的に2人になってしまった。 一度狂った歯車は…
>>続きを読む深作欣二監督。
それぞれに過去を持つ若者達の青春ストーリー。
炭鉱から上京した喜久男と麻男。
同じ就職先で知り合った清に竜治に一郎。
勤め先の町工場が倒産し、みんなが疲弊してたときに竜治がボクサ…
走れ!いすゞのトラック!
ストレートの長い前髪を
振り乱して、石立鉄男が走る!
深作欣二、こんな青春ドラマ
撮ってたんだなぁ~。♪
…と、前半まで思ってたら、
終盤のイカレっぷりと熱量が
やはり…