自分が観たDVD📀には特報が収録されていて、その特報では、
「大映の天然色映画『地獄門』の成功によって世界一の名声を勝ち得た」
「五つの国際映画賞を獲得した世界的プロデューサー永田雅一が全日本の映…
大映、邵氏父子(香港l)合作。陶秦、川口松太郎、依田義賢、成沢昌茂の共同脚本lを、、溝口健二が監督した。美術は水谷浩、許監督は増村保造。
玄宗皇帝の妃、楊貴妃の半生を描いた。京マチ子主演。
フィルム…
宮中のシーン全てに言えることだけど、遊びが許されない制度的空間というのはやはり苦しい。手が隠れるほど袖の長い衣装を纏った高貴の者たちが様式に従って動いてる感じ、面白くはないです。祭りのシーンに切り替…
>>続きを読む溝口健二監督の初のカラー作品で、香港合作の、中国史上盛唐時代を現出させた玄宗皇帝森雅之と美貌と才気で貴妃に上り詰めた楊玉環京マチ子主演の歴史ロマン映画の傑作。最愛の武恵妃を亡くし落胆する玄宗に接近す…
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【溝口健二】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」76位
【溝口健二】
2012年発、評論家が選ぶ史上最高の映画トップ50 (「BFI(英国映画協会)」発表…
1ショット目から強烈な縦の構図と横への緩やかなパンから始まる。全編通して水谷浩の美術と杉山公平の撮影が冴えている。森雅之と京マチ子が王宮を抜け出して祭りを楽しむ場面で、何度かカットを割りながら画面左…
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