自身の進歩がゼロな状態からくる焦燥が世俗への攻撃性に変わっていくグロテスクで現実的な若者像の体現として、あの目つきの絶妙な気持ち悪さは完璧。そこへの噛ませとなる「苦しみながらも生きている人達」を可哀…
>>続きを読む溜まりに溜まった鬱憤を晴らすために、現実に負けないようにと思って出来上がったのがあの地図だと思うと切ない。
地方から上京して、予備校通いで不安定な身分で新聞の集金なんて周りから疎まれやすい業務やって…
痛ましさを伴うので しょっちゅう観る気には なれないけど、時々みたくなる。町並みの記録として まず面白い。脇も著名な芸達者が多い。
今回は 映画 苦役列車 が参考にしてるとのことで 比較したくなっ…
『どういう具合に生きていったらいいのか分からないな』
生きづらさを抱え、生きるのが下手な人たちも葛藤し不器用にも生きていかなければならない。全編に70年代の鬱屈とした空気感が滲んでいる。中でも主人…
昭和のクズ野郎を延々みせられてげんなりするただただ暗い青春映画
そのくせ字ばっかり丁寧に書きやがって
そんなもんばっか綺麗に書いてどうする
絶対みないだろあとから
あと犬殺す奴は死ね
この手のやつは…
中上健次の短編を柳町光男が製作・脚色・監督した名作。sひゅつ園舎が凄い。マリア様の沖山秀子、店主に山谷初男、他にも原知佐子、白川和子。そして紺野役の蟹江敬三。圧倒される人選。柳町の2作目。本作から快…
>>続きを読む原作は戦後生まれで初めての芥川賞作家の中上健次。同氏とは同郷で高校の先輩。中上氏原作×柳町氏監督3作品はじめ、中上氏原作の映画化された作品はほとんど全て観ているが、やはりどの作品も忘れ難い。好き嫌い…
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