苦役列車の作品情報・感想・評価

「苦役列車」に投稿された感想・評価

かな

かなの感想・評価

3.2
「怒り」での森山未來の演技にハマったから観てみた!

森山未來のクズっぷりがすごい。
最後が急に抽象的になってよくわからなかった。
ゴン

ゴンの感想・評価

3.7
汚くてグダグダで最低なんだけど、なんか憧憬って感じがしてしまう……。
ショウジのザ・昭和の学生っていう無敵感がもうほんとずり〜。いいやつすぎるのもなんか嫌になってくるくらい。あいつの側にカンタが居続けるのはやっぱりしんどいんだろうけど、あの2人があれから先もずっと友達でいられたならこれ以上ないアコガレの景色だなあ。あっちゃんと3人で海でバシャバシャやるのも超ズルい。
グダグダで閉塞感むんむんかと思いきや、青春映画のツボをかなり押さえてて個人的にはしんどいくらいたまらんかったです。
森山未來は卑屈な役柄がとても上手である。
人付き合いが下手。親しくない他者は底の浅い者と見なす。そしていつまでも大人になりきれない自分を嫌悪する姿。共感できる点がたくさんあった。
おすし

おすしの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いつか言われた言葉がどっかに残っててそれが人生を変えるっていうのが現実味あるけどロマンティックでいいなと思った。
Erina

Erinaの感想・評価

3.5
恐るべし森山未來。
あんなに顔面からゲスっぷりを表現できる役者なんてなかなかいないんじゃないか。笑

日雇労働で稼いだ金は風俗と酒で消える毎日。家賃も払わず滞納。
酒に酔ってゲスな発言を繰り返し、周りから嫌われていく。悲惨すぎる。笑
でも何故か観ていてイヤな気分にはならないのが森山未來の不思議。

動物園ごっこはかなりイタかった笑
白石尊

白石尊の感想・評価

3.7
面白い“青春映画”だったと思う。
夢も希望もなければ、友もなく、女もなく、当然金もない、社会の底辺で生きざるを得ない男の束の間の青春を、取り繕いなく切り取ったユニークな映画だった。

日雇いの人足仕事でその日暮らしをしている主人公・北町貫多は、19歳にして既に人生を諦めかけている。
稼いだ僅かな金は、酒と風俗に費やし、家賃滞納を続けているアパートからはいつ追い出されるかも分からぬ日々。
そんな男に、ふと同い年の「友達」が出来たことで、ほんの少しだけ人生に「色」がつき始める。
ただし、わずかに19歳らしい色めきが立ったところで、この男に長年に渡って染み付いた下卑た根性が一掃されるわけではなく、次第にまた人は離れていく。親しくなった友も、焦がれた女も。

という一連のこの主人公の青春模様、人生模様が、愚かしくも、可笑しい。
彼が得た顛末は総てにおいて「自業自得」の一言に尽き、擁護のしようもないのだけれど、彼と一度は友達になった二人と同様に、この北町貫多という男のことが気になって仕方なくなる。


主人公・北町貫多を演じる森山未來が、流石の表現力を見せつけてくれる。
このキャラクターが持つ生活環境によって染み付いた下品さと屈折した性格を見事に表し、「誰にも愛されない主人公」をほぼ完璧に体現している。
また主人公の友達となる高良健吾、前田敦子の役柄と佇まいもそれぞれ良かった。
彼ら3人が、立入禁止の海辺で戯れる場面は、あからさまな青春感がどこか非現実的な雰囲気も醸し出しており、この作品に相応しい名シーンだと思える。


ただ一方で、原作「苦役列車」で書き連ねられたものは、もっと暗くて笑えない悲観そのものだったのではないかとも予測できる。
原作は未読なのだが、今作で芥川賞を受賞した西村賢太が描きつけた世界観に、この映画で示されたようなポジティブさは微塵もないのだろう。
自分自身の人生を象った私小説だからこそ、この映画作品の佇まいに対して憤りを感じたことも充分に理解できる。「俺には“何もない”がある」なんてキャッチコピーには、虫唾が走ったに違いない。

必ずしも原作通りに映画を作ることが正解だとは思わない。特に私小説をそのまま映画化することは独善的になりがちだし、あまりにリスキーだと思う。
しかし、実際、この映画作品の主人公・北町貫多が背負っている苦悩は、劇中で露わになっている以上に深く救い難いものだろう。
その主人公の苦悩をもう少しだけきちんと根底に描きつけることが出来ていたなら、“束の間の青春”がもっと特別な時間として映り、この映画はもっと確固たる名作になり得たかも知れない。
そして、この監督と演者たちにはそれが出来たと思う。
すみれ

すみれの感想・評価

3.3
自分から友達になってくださいとも言えずましてやいきなり腕を舐めてくるようなコミュ障男子と仲良くなってくれる天使ことあっちゃん。
シミーズ姿で海に駆け込んでくる姿が可愛すぎた

面白い訳じゃないけど別に飽きることもない、あっちこっちいってても見終わったあとももやもやすることなくすっきり見終わったような気分になるのもこの監督だからかなあ
クズすぎて全然森山未來にみえないからすごい
子供のまま大人になっちゃった人の話。
のようにみえた。
主人公の妙に古くさいセリフ回しがなんか、好き。
僕はねぇ、みたいな一人称が聞くと落ち着く、
森山未來のドが付くクズっぷりが良い
アパート出ていく時に畳にウンコしようとしたのは笑った
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