バスビー・バークリーの集まれ!仲間たちの作品情報・感想・評価

「バスビー・バークリーの集まれ!仲間たち」に投稿された感想・評価

magoーtk

magoーtkの感想・評価

3.6
ほとんど寝てない状況で見たためストーリーは一切終えてない。
さすがのバークリーだけあって頭のネジがぶっとんだ演出を見せてくれる。特にクライマックスはアタオカでしかない。良く言えばサイケデリック?
比較的序盤の巨大バナナダンスなんてどんだけねむい状況で見てても目が覚める。
本物のベニー・グッドマン楽団の奏でる音楽は素晴らしい。なんやかんやで視覚的に楽しめてしまうし、バークリーの作った映像こそ二度と似たようなものは生まれないだろうなと思う。
原題は、The Gang's All Hereで野郎ども集まれみたいな感じだ。43年にテクニカラーでかなりぶっ飛んだミュージカル。意味不明だが、いきなりブラジルを歌いだした。この曲こんな昔からあったんだと・・・そしてこんなの作る国と戦争してはいけない。ベニー・グッドマン本人が歌って、演奏する。パデューカと言う曲の訳詩は、あまりにひどい「バズーカ見たいだがバカにしちゃいけない私にとってはパラダイス」と何の事だか・・・バナナのハリボテを美女が振り回す幾何学模様のミュージカルの先駆者B・バークリーの名前がついた作品。ミュージカル研究家しか見ないだろうな。変さ加減では、白眉ですね。
バスビー・バークリーの全盛期は30年代。
40年代半ばの本作は、私生活における惨事の発生後で、キャリア下落直前の監督作である。
本作に含まれる、本領発揮のレビューは1本。
アリス・フェイの披露するトーチソングは当然陰鬱で、華やかな展開には繋がりにくい。
また終盤のレビューは、ネオン管を活用した演出が30年後のディスコ時代を先取りしているものの、撮影より映像の加工に走る傾向が顕著で、チープさと監督の精神状態を反映したような不気味さだけが目立つ。

彼の関わった映画に脚本の完成度を求めるのは野暮だが、それにしても本作には白人男性主導のご都合主義が蔓延しており、不快感を禁じ得ない。
ベニー・グッドマン楽団が酒場でナンバーを披露する場面には『黒人文化を完コピした白人が、白人オンリーの酔客を相手にする不自然さ』が横溢。
またカルメン・ミランダの大袈裟なサービス精神は、時に優美さを失いがち。
絡むキャラに軽視されているのは台詞から一目瞭然で、彼女が帰国後にブラジルから冷遇されたのも充分理解できる(しかし、実は彼女もポルトガル出身の入植2世のようだが)。
戦時中という状況を差し引いても、当時のハリウッドがいかに傍若無人で傲慢であるか…、本作を観て何も感じない人は、同様に無神経なのであろう。
太平洋戦争中なのに、この余裕はいったい何なんだ 呆
アリス・フェイの歌唱も かすむシーラ・ライアンの強烈なアクロバット!
グッドマンも下手なノドで一曲披露
バークリー得意の巨大バナナの大道具
玉模様のダンスから大団円でのシュールな万華鏡
ストーリーなんか どうでもいいので前半は寝てた 笑
あやな

あやなの感想・評価

3.6
バークレイのカラー映画。話はまぁいいんだけど、バナナのショーとラストシーンが凄いな。どんだけ金かけるつもりなのか。あれだけで十分観る価値はあり。
あと音楽の演奏がベニーグッドマンなのもポイント。同時代のミュージカルでもちょっとサウンドが特殊なのでそこらへんも楽しめる。
yuka

yukaの感想・評価

3.7
カメラワークが凄まじい
のと、ふつうにダンスがすごい
バナナのやつとかめっちゃ練習せなあかんやろうし、そこまでするかねと思う演出が多々

見るからに物語の主人公という顔をしてたから受け入れざるを得なかったけど、アンディはちょっと言動がクズすぎる
Marrikuri

Marrikuriの感想・評価

4.2
ストーリーラインはけっして優れてない。笑いどころがツブツブとあってゆるく陽気になれるけど、男女の三角はありふれてて涙誘うほどには切なさが高まらないし、ヒネリがないまま雑にハッピーエンドへと浮き上がっちゃうのも何だかね。
しかし!────「爆弾娘ドリータがメインの、トゥッティフルーティ(果物だらけ)バナナ群舞」と「♪星をめざすロマンティックな私たち・星までの旅路はそう遠くない・キスをすれば……をイーディがJAZZYに最初に唄うとこ」と「投資先を教えていくうちにケチャップ、となるポッティの“キャラクターアーク”」と「ビビアンのアクロバティックダンス」等が効きに効いてて、特にイーディ役アリス・フェイの低まる声がすばらしく、ショウ満載・4ビート含みのミュージカルとしてかなり痺れさせてくれた!
キャラ立ちもそれぞれ激しめ。中盤で人物相関がわかりにくくなりかけたが、祝賀パーティーシークエンスまでには理解がニコニコ追いついた。
惜しむらくは、(カレイドスコープといえば聞こえはいいが)オモチャみたいな映像になっちゃったラスト。最高曲の使い回しもちょっとね。(小節ずつのリレーで締めてたけど、アリス・フェイに比べればドリータ役カルメン・ミランダやベニー・グッドマンの歌唱力は印象に残らなかった。)


こんな楽しそうなカラフル陶酔映画作った2年後に私たちに原爆落としたんだから、ほんと鬼畜だ(笑)。脚本の詰めがちょっと甘いとやっぱり云わざるをえないけど、もしも1943年時点で戦地Xマス向け完璧映画なんて作られちゃってたら、日本は立つ瀬がなさすぎるからねー(真顔)。。。。
初めの方のバナナのダンスと、クライマックスの万華鏡のダンスが特に豪華で、いろんなパターンの群舞が次々と展開されるのがすご過ぎて、ちょっと狂ってるレベル。ほんとにすごい。
ナイトクラブのショーなのに、カメラで真上から撮って分かるダンスをしているので、映画向けの演出じゃないか!と言うのはヤボかな。主人公2人の結末は映像で示されないんだけど、チラシには結婚式の場面の写真が載っていた。それもすごく豪華。映像があるなら見たいぞ。

「ミュージカル映画特集III」@シネマヴェーラ渋谷
みぽち

みぽちの感想・評価

3.8
クラシック作品の中でも高評価で気になり鑑賞。内容うんぬんよりも、パフォーマンスが素晴らしすぎた👏アトラクション乗ってきたかんじ!バナナ🍌ダンスとラストの万華鏡?みたいなとこ好き!✨
umihayato

umihayatoの感想・評価

5.0
撮影とんでもないで賞

もちろん、男女のドタバタラブコメ主軸のストーリーや、コロコロ変わる髪型やカラフルな衣装もめちゃくちゃ面白かったのだけど、なんといってもショーのシーンのとんでもなさ。

全体を引きで撮ってたと思ってたら、舞台の端にいる人の顔ドアップまでたくさんの人を縫いながら寄り、そのまま90度回転して逆サイドまで動きそのまま俯瞰まで引いてって全体引きまで戻る。
滅茶苦茶な精密さのワンカットがショーのシーンが来るたびに最高の音楽とともに繰り返される。
カメラワークだけでなく70年以上たった今でも面白すぎる仕掛けの数々。
いやー凄いもん見た。
必見。傑作。
これで戦中製作で規模縮小してるというので驚愕。
バズビー・バークレイ初体験。
これは他の作品も見なければ。

ラストまさかのサイケデリック生首オチも最高。
いやー凄いもん見た。
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