四十二番街の作品情報・感想・評価

「四十二番街」に投稿された感想・評価

ぺ

ぺの感想・評価

3.5
レビューの舞台裏に男女のすったもんだ。

そんなことはどうでもよくてこれが噂のバークレーショットの元祖。
上からダンサー達を見下ろした構図が幾何学模様のようで美しい。
これによりミュージカルを映画でやることに意味を与えた。
今でこそ当たり前になりすぎてなんの新鮮味も無いが改めて見ると良いもんです。
Jimmy09

Jimmy09の感想・評価

4.0
これが有名な「バークレー・ショット」か!
物凄い名場面で驚いた。大人数のダンサーを映画ならではの撮り方で、真上から見下ろしたシーンであり、ダンサー達が幾何学模様のような美しいショットであった。

物語は分かりやすく、金持ち親爺がドロシーなる女優に惚れて、彼女をスターにするためのミュージカルショーに大金をつぎ込むことになった。このショーの演出は有名なマーシュなる演出家が引き受けた。彼は生命の危険を抱えているにも拘らずに演出を引き受けたので、何がなんでもショーを成功させることに注力する。
しかし、主役のドロシーは足首を骨折してしまい、ショーは断念か…と思われた時、コーラス・ガールをしていたペギーが主役に抜擢されるのだが……といったもの。

やはり、この映画の見所はクライマックスの多数ダンサーによるレビュー場面。
「よく撮ったなぁ~」と思う素晴らしい構図と動き。こうした目を見張らせられるシーンがあるから映画は楽しい。

自分の不徳を感じたのは、この映画の楽曲を知らなかったこと…(^^;
この作品は、ダンサー達に歌われる楽曲を確りと歌詞まで覚えて観ると、格段に素晴らしいのではないか…と思った。
サントラ盤などで歌詞も覚えて、また観たい映画である。
magoーtk

magoーtkの感想・評価

3.6
ショーを作る過程での人間ドラマを見せる「バックステージもの」の初期の記念碑的ミュージカル作品。
バズビー・バークリーが振り付けた映像でしか実現できないショーの演出。
特に当時としては革命的だったいわゆるバークリー・ショットはやっぱりすごい。
とはいえ、僕が見たいミュージカル映画ではないんだよなあ。と思いつつストーリーも結構面白いし、演出も全く古さを感じず?少なくとも1933年とは思えない。
国内ソフトでバスビー・バークレイによるミュージカルシーンが確認できるうれしい一作。
「上空からの撮影あり」を前提に構成された、万華鏡のような人海戦術がいま観ても本当に斬新。オリー=ケリーの衣装も素晴らしい。
『痴情のもつれによる2階からのダイブ』、『刃傷沙汰』まで含む内容で、ラストは『石綿』の一言…思わず口あんぐり!

脚本はややご都合主義的だが、劇中の舞台と完全に分断されているのは、潔い。
また「ブロードウェイよ、お前もか」と言いたくなる、有象無象のバビロンな乱交ぶりが随所で仄めかされており「こりゃ、映画に検閲も入れたくなるよね」と、苦笑。

タイトルチューンが名曲なだけでなく、ラブシーンの背後で2~3度に使われているメロディとそのアレンジがすごく良い。OSTがないんだよなぁ…。
トト

トトの感想・評価

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新人役、ルビー・キーラーとディック・パウエルがキュート♡

いわゆる「バックステージ」ものですが、嫌な人が出てこないところが とても良いと思います! 役を降りることになってしまう女優さんも、新人に意地悪せずに励ましてあげていて感じいい。

@DVD
Hachu

Hachuの感想・評価

3.6
最後のミュージカルシーンは圧巻。
衣装やダンスの華やかさに加え、バークレーの代名詞とも言える万華鏡ショットの美しさにワクワクが止まりませんでした。
ただ、そこまでがちょっと長いかなーー
もっと全体を通してたっぷりミュージカルシーンを味わいたかった気もします。
whomi

whomiの感想・評価

2.5
物語とか関係なしに42nd streetの歌が最高!!中毒になる。
K

Kの感想・評価

4.0
1933年作品。
『舞台裏(バックステージ)もの』というミュージカル映画の典型的なプロットを擁する作品だが、やはり素晴らしいのはバスビー・バークレーによってもたらされた鮮烈なショットの数々だろう。軽快なスウィングと共に繰り広げられるタップダンス、バークレーお得意の幾何学的な万華鏡ショット。とにかくリズムとビジュアルが同調しているショットの連続で、とにかく視覚のごちそうである。ミュージカル映画に留まらず、同時期のカートゥーンでも本作のパロディ的演出が用いられた。1930年代前半のミュージカル映画を代表する傑作。
のん

のんの感想・評価

3.8


「バークレー・ショット」と呼ばれる、ミュージカル映画に画期的な演出の元祖を観たくて鑑賞。

ジンジャーロジャースの片眼鏡がキュート!

ストーリーは、いわゆるバックステージもの。印象的なのは、枕営業というかセクハラというかが、あっけらかんと当然のように描かれてたこと。時代ですね。
時代と言えば、ダンサーたちのお脚もみんな健康的です。





その昔、オーチャードホールで来日公演観たの思い出した。
これ、昨年からずっとレンタルされっぱなしで全然借りられなかったんです。運良く借りることができて今年はついてる。

淀川さん「これ『四十二番街』と言うタイトルで出まして、ちょっとおかしいの。本当は『42町目』なのね。それを『四十二番街』という題になったんで、何だろう?という所が、ないこともないのね」

そのフレーズ、いただきました。


ジョーンズ&バリーがショーを!?

ジョーンズ&バリーがショーを!?

ジョーンズ&バリーがショーを!?

ジョーンズ&バリーが(以降繰り返し)

いきなりだから、ジョーンズとか、バリーとか、誰だろう?というところが、ないこともないのね。

42丁目はNYタイムズ・スクウェア。そこはブロードウェイの中心に位置するから、この映画はそういう映画なんですね。ミュージカルの舞台をその裏側からじっくりと魅せてくれます。そうか、ミュージカルではないのか。

『一日だけの淑女』に出ていたネッド・スパークスとガイ・キビーも出てる。この二人、濃いからすぐ分かりました。ジンジャー・ロジャースが脇役で出てたりするのもポイントです。

そこの足!来るんだ!!!



脚が見どころなんですね。

そのストーリーは、ちょっとだけ『バンド・ワゴン』を思い出しました。でも別物。この映画は、40人もの“プリティ・レディ“が見どころと言っていいでしょう。脚で魅せてくる圧巻の群舞が楽しい。

途中、演出が明らかに舞台を越えてきます。

あれ?ここは伏見稲荷神社かな?

脚でした

あれ?万華鏡かな?

脚でした

真上から映す万華鏡。かの振付師バスビー・バークレーによるバークレー・ショットも、これ舞台の観客に伝わらないんじゃないの?というところが、ないこともないのね。

どちらかと言うと、MGMのミュージカルの方が私は好きですが、本作のラスト、尺を取ってじっくりと観せてくれるプリティ・レディはなかなかの見応えでした。個人的には電車の中のシーンが楽しかったです。

タップダンスのステップをこれでもかってぐらい観せてくれるのは嬉しいなあ。もう観てるだけで楽しい。

鬼の演出家の悲哀、スタアの重荷が、ショウビズ界の華やかさの裏にある影を映し出しているようで、ちょっとだけ悲しくなったかな。
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