砂と霧の家と聞くだけでいかにも脆そう。人間って脆いなぁと思った。それぞれ本当に守りたいものはなんだったのか。家に固執したばかりにどんどん悲劇に…。保安官に至ってはただ馬鹿だなとしか思わなかった。
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鬱映画オールナイト2本目
悪い人が一人も出てこない鬱映画
家の差し押さえにより競売にかけられる売り家を買おうとする家族と元の家主のお家争奪戦!
「復讐の絆」の直後なので絵的にインパクトがないの…
家の転売で儲けようとする亡命移民のキングズレー、それほど大切にしているとも思えない家に固執するジェニファー、美形の女のために家族をあっさり捨てるバカ警官と、しようもない人達によってキングズレー一家の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
何と言うか・・・凄く凄く後味の悪い作品でした。
一番ムカついたのが、バカ警官レスター。殴ってやりたい。
「どんだけ惚けてもうてんねんっ!」
キャシーにもイライラ。文句言いに行く元気あるなら、働けよ…
だいぶ前に観て、ただ「観返そう」ってずっと思ってた作品。
どうして観返そうって思ってたのかわかんないくらい、切ない。
誰かが悪いわけじゃないのに、みんな、おちていってしまう。
みんな幸せを望んでるの…
何故こうなった…全てが悪い方向へ向かうと、こうなる、みたいな。
そもそも、皆、そこまで重い状況なのか?
それぞれ抱えている問題はあると思うけど、誰にもあまり感情移入は出来なかった。
何かちょっと結構…
ああもうなんとも後味の悪い映画…。
誰も悪くないって言うとレビューが多いようですが、私は逆に登場人物全員が悪いと思いました。
大切なものを守るためなら、他の人に対しては悪いことをしてしまうということ…