コント55号 宇宙大冒険の作品情報・感想・評価

「コント55号 宇宙大冒険」に投稿された感想・評価

本当は、☆ひとつなんですが、関根勤のコメンタリーが面白かったので二つ。しかし、ひどいコメンタリ―でもありました。というのもほとんど映画に触れてない。たぶんこの作品見たことないのでは・・・関根勤と欽ちゃんのテーマで進む。斉藤清六が弟子ではないことに初めて知った。浅草にいる時にたけしと知り合いだった記憶あるが、浅草に行けとなかば追い出されたかっこうだったとは・・・映画は、観ていて添え物であることが良くわかる映画で進んで見るような映画ではありませんでした。
HAMA

HAMAの感想・評価

3.9
子供の時、祖母と映画館で見た。たしか、ゴジラかなんかの映画と同時上映だったと思います。子供心に共演のキレイな女優さんたちに心ときめきました。ブラックなエンディングであったことが今でも強烈に覚えてます!
ストーリーも展開もぶっ飛んでいる濃い作品でした。
かなりの低予算な雰囲気が漂う宇宙のセット、ストレッチマンみたいな姿の異星人といい良い意味でのアバウトさが魅力的に映ります。

当時のパソコンが「カヤマ ユウゾウ」と表示したら「何を隠そう私の本名が加山雄三だ」、というボケや無線の反応が無いのに対して「便所に行っているのではないのか」みたいなツッコミが面白かったり、コント55号の二人も喧嘩したりボクシングしたりレースしたりとかなり体を張ってます。

闘争本能が無く、食って寝るだけという当時の平和ボケした?現代人や戦争に対する批判も盛り込まれています。
ワン

ワンの感想・評価

2.0
文久二年の京。勤皇党の坂本桂馬(萩本欽一)と新撰組の芹沢角(坂上二郎)は芸者の小菊(高橋紀子)を巡って決闘を始める。その様子を見ていた虚無僧は小菊を拉致し、ふたりを空飛ぶ円盤の中へ誘いこむ。虚無僧の正体は宇宙からやって来たパラド星人のドグマ(川口浩)で、闘争本能を失ったパラド星人を救うため、地球人の好戦的な性格を導入しようと三人を誘拐したのだった。


将棋の桂馬のような歩き方をする坂本桂馬と角のような歩き方をする芹沢角のギャグはいい加減しつこい。野球拳と「やったぜベイビー」に時代を感じる。
《あらすじ》
勤皇党の坂本桂馬と新選組の芹沢角、芸者小菊は、パラド星から派遣されたドグマに捕われ、円盤に乗せられた。パラド星連邦は平和すぎて、人民に闘争本能を復活させるために、地球人の好戦的な性格を導入しようと三人を誘拐したのだった。
やがて、一行はパラド星に到着した。そこは、地球そっくりで、日本列島に酷似していた。生活は快適で、三人はすっかり怠惰になった。それを見た連邦政府の要人たちは、三人を連れてきたドグマを死刑にしようとした。桂馬と角は、ドグマの危機を救うべく、争ってみせるがいずれも勝負は引き分けに終った。最後のグラン・プリレースの暴走で、二人の車は激突した。二人は脳底を骨折して、手術され、大脳から闘争本能の本体を抽出された。それから、ゲバルト混合剤が製造され、これを飲んだパラド星人たちは、猛ハッスルし、到る所でゲバルトが、続発した。その頃、パラド連邦から脱退したキレジ島で核実験が成功し、パラド連邦も、これに対抗すべく、ミサイルの開発に乗り出した。パラド星の崩壊を察知したドグマは、二人と小菊を円盤に乗せて脱出させた。円盤が舞上った瞬間、パラド星は原子雲に包まれた。二年半たって、円盤は無事地球に戻ってきた。しかし、喧噪と混乱はパラド星末期と同じ。桂馬と角は、戦争だけは止めてくれと連呼し、精神病院に入れられた。そこで二人は、楽しげに、ズイズイズッコロバシに興じるのだった。


本作はかの東宝チャンピオンまつりの記念すべき第一回目上映作品。同時上映はなんと『オール怪獣大進撃』(本多猪四郎監督の迷作!)と『巨人の星 行け行け飛雄馬』だ。いちおうSF 映画なのでちゃちいながらも真野田陽一による特撮シーンもある(『世界大戦争』『緯度0大作戦』などからの流用もあり)。
一見、ただのコメディかと思いきや、戦争反対のテーマを面白おかしく訴えていて感心。さすが後に大河ドラマなどを書くジェームス三木脚本、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』などの福田純監督だ。ちなみに音楽は『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』の廣瀬健次郎。主演のコント55号とヒロイン、高橋紀子たちもノリノリだ。
本作は怪獣ブームも終わり、円谷英二も死に、いや邦画界自体が衰退していた時期に製作されただけあって、ひじょうに低予算で、全くと言っていいほど忘れ去られているが、SF ファンなら一度は観てほしいナンセンスSF コメディの快作なのだ。