BSからの録画を鑑賞。おもしろかった!画家の夫(池部良)と、夫の浮気を疑う妻(津島恵子)とのおっとりとした攻防。不意に誰かにときめくことを“淡い放蕩”のように表現したり、言葉づかいが柔らかい。志賀直…
>>続きを読む原作志賀直哉というのがどこか黴臭い。昭和三十一年の逗子と大阪なら毎日電話で亭主に牽制を掛けてやればいい。しかしそれもどうも、いかにも牽制してますという風になりそうな恵子と良の持ち味というか。「電話…
>>続きを読む独り者の僕にはわからないのだけれど、夫婦のわかりあっているような謎だらけのような、信頼しあっているような疑りあっているような、なんとも微妙で繊細な感じがよかった。昔の文芸作品のほどよい上品さがいい。…
>>続きを読む津島恵子が出てるからてっきり松竹映画だと思っていたら、東宝だった笑 日本画家である池辺良の飄々とした演技と津島恵子の良妻ぶり、そのいじらしさがなんともよかった。
一人旅を思い立った池辺良に津島恵子…
こうして映像になったものを観ると志賀直哉の小説が人工物そのものだということがわかる。一種のファンタジーとも思えてしまう。"不倫"という抽象的な観念を頭の中で操作するようなお話なのだ。現実はお隣の有島…
>>続きを読む東宝、モノクロ、短編映画
おそらく東宝ダイヤモンドシリーズのひとつ
監督は千葉泰樹、主演は池部良&津島恵子
【内容】
とある夫婦(池部良&津島恵子)と女中さん(青山京子)がメインのお話
夫婦に子…