好人物の夫婦の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『好人物の夫婦』に投稿された感想・評価

志賀直哉原作。
原作の舞台は当時志賀直哉が住んでいた千葉県我孫子の手賀沼らへんが舞台だが、映画は逗子が舞台。歩いて浜に散歩にいける羨ましいところに家を構え、夫は画家、家には若い女中がいる。
さらっと…

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TO
4.0

【たぶん大丈夫だよ お前と俺なら】

旦那さまのお部屋で肩をお揉みしてました いや、もういやいや 非常に悪いわ もう旅行はやめた 悪かったわね お怒りになったのね 主人は嘘つきでございますから 気を…

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Ya爺
3.5
時代なのか、この夫婦特有の関係性なのか、浮気の考え方が独特。
映画自体は他愛なく進んで終わる。
3.2

志賀直哉原作

画家で浮気グセがあった夫、
浮気グセを嫌がる妻、
若くて忠実な女中、


妻が祖母の看病のため大阪へ、看病の甲斐もあって大事には至らなかったが2ヶ月の間、家を留守にする。


その間…

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3.8
男の性女の性がよく表された作品だ。
津島慶子がキスをねだるシーンは可愛いい。 また池部が女中を気になる様子は男ならよく理解できる。

BSからの録画を鑑賞。おもしろかった!画家の夫(池部良)と、夫の浮気を疑う妻(津島恵子)とのおっとりとした攻防。不意に誰かにときめくことを“淡い放蕩”のように表現したり、言葉づかいが柔らかい。志賀直…

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ニシ
2.5
津島恵子の良妻な表情にずっとドキドキしてしまうし一切家から離れない池部良の太々しい表情も好き。
若い夫婦の家に、住み込みで若い女中が同居しているとは現代では考えられない生活。問題が起きるのは無理もない。
昔の人は言葉遣いが綺麗で気持ちいい。
3.9

 原作志賀直哉というのがどこか黴臭い。昭和三十一年の逗子と大阪なら毎日電話で亭主に牽制を掛けてやればいい。しかしそれもどうも、いかにも牽制してますという風になりそうな恵子と良の持ち味というか。「電話…

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3.8

独り者の僕にはわからないのだけれど、夫婦のわかりあっているような謎だらけのような、信頼しあっているような疑りあっているような、なんとも微妙で繊細な感じがよかった。昔の文芸作品のほどよい上品さがいい。…

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