鬼火の作品情報・感想・評価

『鬼火』に投稿された感想・評価

東宝ダイヤモンドシリーズの一本。吉屋信子原作を菊島隆三が脚色、千葉泰樹が監督した。ガスの集金人、加東大介が、訪問先で様々な出来事を目撃する。そして、料金滞納の家では、病気の夫のためにガスコンロでお粥…

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4.0
加藤泰樹特集にて。この監督で脚本が菊島隆三。つまらないわけがない。最後の「堪忍な」はまさに心のままの言葉。ちなみに音楽は伊福部昭。

小市民に明日(の労働)への希望を抱かせるのが東宝の会社員監督たちのつとめとばっかり思ってましたけども。これを見なければ加東大介という役者を知ってるとは言えない。下宿のばばあの尻にまで手を出すのは最高…

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3.5
このレビューはネタバレを含みます

加東大介が貞淑な人妻の着物の帯を解かせようとする話。

ガス集金人の加東大介。いい年になっているのだが独身生活も長くなり精気を持て余している。街ゆく女性の後姿を舐めるように目で追い同僚から、何見てる…

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3.7

好色で取るに足らない男が劣情に駆られ、結果として不幸な夫婦の悲劇の幕を引く。ガスで生じた鬼火は安直で興が削がれた。加東大介が銭湯で魅せる頬下の肌艶が忘れがたい。集金の際の出歯亀シーンの音楽の付け方が…

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Gocta
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ガスの集金人が訪れた料金滞納家庭で、集金人の出来心が招く悲劇を描いた映画。短い映画だが良くできた作品。誰にでも起こり得る話だと思う。
h
4.5
加東大介がガス集金人に扮するだけで、何でこんなにホラーになるのか。
伊福部サウンドのみが目当てで観た。
予想外の胸糞映画で驚いた。うわぁ
Rio
3.8
コンパクトだけど、ずっしりきました。
「いいじゃないか、俺だってちょっとくらい良い目みても」という気持ちが、とてつもなく相手を追い込んでいた。
きっと誰にでも起こり得る話。
tosyam
4.8
このレビューはネタバレを含みます

我が偏愛の下水道映画がソノ代表かもだが勝手ジャンル映画としてのインフラストラクチャー映画その実例がコレ。日常的な物が非日常的な物に異化するグロテスクな瞬間をアメイジングに驚異で描くと言う意味ではsf…

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