好人物の夫婦の作品情報・感想・評価

好人物の夫婦1956年製作の映画)

製作国:

上映時間:50分

3.6

『好人物の夫婦』に投稿された感想・評価

志賀直哉原作を八住利雄が脚色、千葉泰樹が監督した、東宝ダイヤモンドシリーズの一本。日本画家の夫は、妻と女中の三人暮らし。妻が長期にわたり、家を空けることに。妻の夫に対する不安と疑惑…。夫婦の危機。
3.0

津島恵子が出てるからてっきり松竹映画だと思っていたら、東宝だった笑 日本画家である池辺良の飄々とした演技と津島恵子の良妻ぶり、そのいじらしさがなんともよかった。

一人旅を思い立った池辺良に津島恵子…

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tosyam
4.6
このレビューはネタバレを含みます

治安のわるいアメリカはミステリーといえば殺人で。わが国のように非行少年の窃盗がらみの人情ミステリーなドラマエピソードとかあまりない。姦淫が重罪な宗教国では本作のような浮気ミステリーがおおいのだろうか…

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こうして映像になったものを観ると志賀直哉の小説が人工物そのものだということがわかる。一種のファンタジーとも思えてしまう。"不倫"という抽象的な観念を頭の中で操作するようなお話なのだ。現実はお隣の有島…

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東宝、モノクロ、短編映画
おそらく東宝ダイヤモンドシリーズのひとつ
監督は千葉泰樹、主演は池部良&津島恵子

【内容】
とある夫婦(池部良&津島恵子)と女中さん(青山京子)がメインのお話

夫婦に子…

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alsace
-

原作:志賀直哉
映画というには短い50分の作品。

戦後10年ぐらいしか経過してないと、価値感はまだまだ戦前の雰囲気が、あるあるな感じがする。

女中と夫の浮気を疑う妻の一家の話。

池部さん、雪國…

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旦那が正直。自分は女に好かれるタイプじゃないし、浮気に積極的ではないけど、状況でそうならないとは言いきれない。
こういうこと言う人いるよな。

最後に雨降って地が固まった夫婦がご飯食べるシーンがステキ。
しないつもりだけどしないとは言い切れない…池部の言い分は正論だけどそれを飲み込む奥さんはいないよね。@ラピュタ阿佐ヶ谷
3.5
志賀直哉らしい、なんだかなぁという展開だが、池部良を愛でるには適。やたら寝転ぶわはだけるわサービスショットはあるわ。夫が思わせぶりでないと成立しない話だし。
津島恵子が夫の良ちゃんにキスをせがむとこ。ここ千葉泰樹らしさ。得意のアイロンがけシーンもあり。

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