志賀直哉原作。
原作の舞台は当時志賀直哉が住んでいた千葉県我孫子の手賀沼らへんが舞台だが、映画は逗子が舞台。歩いて浜に散歩にいける羨ましいところに家を構え、夫は画家、家には若い女中がいる。
さらっと…
【たぶん大丈夫だよ お前と俺なら】
旦那さまのお部屋で肩をお揉みしてました いや、もういやいや 非常に悪いわ もう旅行はやめた 悪かったわね お怒りになったのね 主人は嘘つきでございますから 気を…
志賀直哉原作
画家で浮気グセがあった夫、
浮気グセを嫌がる妻、
若くて忠実な女中、
妻が祖母の看病のため大阪へ、看病の甲斐もあって大事には至らなかったが2ヶ月の間、家を留守にする。
その間…
BSからの録画を鑑賞。おもしろかった!画家の夫(池部良)と、夫の浮気を疑う妻(津島恵子)とのおっとりとした攻防。不意に誰かにときめくことを“淡い放蕩”のように表現したり、言葉づかいが柔らかい。志賀直…
>>続きを読む原作志賀直哉というのがどこか黴臭い。昭和三十一年の逗子と大阪なら毎日電話で亭主に牽制を掛けてやればいい。しかしそれもどうも、いかにも牽制してますという風になりそうな恵子と良の持ち味というか。「電話…
>>続きを読む独り者の僕にはわからないのだけれど、夫婦のわかりあっているような謎だらけのような、信頼しあっているような疑りあっているような、なんとも微妙で繊細な感じがよかった。昔の文芸作品のほどよい上品さがいい。…
>>続きを読む