BSからの録画を鑑賞。おもしろかった!画家の夫(池部良)と、夫の浮気を疑う妻(津島恵子)とのおっとりとした攻防。不意に誰かにときめくことを“淡い放蕩”のように表現したり、言葉づかいが柔らかい。志賀直…
>>続きを読む原作志賀直哉というのがどこか黴臭い。昭和三十一年の逗子と大阪なら毎日電話で亭主に牽制を掛けてやればいい。しかしそれもどうも、いかにも牽制してますという風になりそうな恵子と良の持ち味というか。「電話…
>>続きを読む独り者の僕にはわからないのだけれど、夫婦のわかりあっているような謎だらけのような、信頼しあっているような疑りあっているような、なんとも微妙で繊細な感じがよかった。昔の文芸作品のほどよい上品さがいい。…
>>続きを読む津島恵子が出てるからてっきり松竹映画だと思っていたら、東宝だった笑 日本画家である池辺良の飄々とした演技と津島恵子の良妻ぶり、そのいじらしさがなんともよかった。
一人旅を思い立った池辺良に津島恵子…
治安のわるいアメリカはミステリーといえば殺人で。わが国のように非行少年の窃盗がらみの人情ミステリーなドラマエピソードとかあまりない。姦淫が重罪な宗教国では本作のような浮気ミステリーがおおいのだろうか…
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