三隅の監督処女作。久々に王道マクガフィンをめぐる映画を観た。三隅的決め画もちらほら散見されるが、意外に横移動のカメラを多様しているのに驚く。殺陣は雑だが大河内のキャラが確立しているので問題はないのか…
>>続きを読む☑️『丹下左膳 こけ猿の壺』(3.4p)及び『大人は分らない 青春白書』(2.8p)▶️▶️
名監督といわれる人々は、処女作から、傑作·名作を物してる、というのが持論だが(以前は精進職人派と言わ…
松田定次版は既に見てたのでストーリーはちゃんと追えた。たのしい。
クライマックスで雷光とともに扉をぶち破りデデンと登場する傳次郎、おそらく「柳生殿!俺にも切らせろ!」と言ってるんだと思うんだがマジで…
三隅研次監督第一作、脚本衣笠。ファーストカット飛んでいる燕を真っ二つに切り落とすシーンで期待するのも束の間、序盤ほんとに三隅研次か?ってくらいテンポがわるい。稲妻の炸裂音と同時に現れる雷傳次郎の道場…
>>続きを読む三隅研次監督第一作。壺の争奪戦が繰り広げられるのは山中貞雄のクラシック『丹下左膳 百万両の壺』と同様でも話は結構違っていて、こちらはむしろ真っ当にチャンバラ活劇をやっている。大河内傳次郎が再び左膳を…
>>続きを読む山中貞雄のバージョンと比較すると、左膳と孤児の擬似親子関係により焦点が置かれている。夕日を眺めながら歌を口ずさむ孤児の背中を捉えたショットと、それに気づき近寄る左膳…2人が会話を交わし、互いの孤独が…
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