本日休診に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『本日休診』に投稿された感想・評価

3.5

1952年製作公開。原作井伏鱒二。脚色斎藤良輔。監督渋谷実。上映館の解説には、/一人息子を戦争で亡くした老医者は、医院のドアに“本日休診”の札を掲げ、看護師たちを慰安旅行に送り出すが、次から次へと急…

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私が好きな三浦哲郎の師匠、井伏鱒二が原作の映画でした。
井伏鱒二の昨品自体が初めてなのですが、コミカルで明るく、三浦哲郎とあまりにも違っていたので、まず驚きました。


舞台化したら、面白そうです。…

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3.8
みんなつらい体験をしたという共通認識があるからこそ、人情や思いやりがそこら中に溢れてた時代。マニアやSOSなど、カタカタ表記を嬉しそうに使っているシーンも自由の象徴のようで印象的。
煙
3.5
井伏鱒二『本日休診』の格好のなかに、傑作『遥拝隊長』を落とし込んだ反戦映画でもある。院長の一人息子は戦死している。三国連太郎の足を掴んでさめざめと泣く婆や。
tBi
3.5
Rec.
❶25.08.10,神保町シアター(35mm)/終戦80年 映画で振り返る――「戦後」を生きるということ

こーれめちゃくちゃいいです、面白いし心温まるコメディ

おじいちゃん医者の元に次から次へと舞い込んでくるトラブルと濃すぎるキャラクターたち、
なんせ最初の登場キャラクターが19年前の患者であのときの…

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お金は出ないけど、なんでも「診る」医者

休診の日、柳永二郎演じる八雲先生はゆっくり寝て休むはずだったのに病院にやってきた「患者」たちを診ることになる。喚く生還した軍人に暴漢にあった若い婦人、指を詰…

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catman
4.0

1952年公開。「てんやわんや」に続いて渋谷実監督作品をユーネクで。戦後間もない時代、下町で人助けに奮闘する町医者と貧困層の人々との交流を描く社会派ドタバタ人情喜劇。柳永二郎は旧作でよく見掛ける役者…

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まあ川島雄三につながるハイテンポ人情喜劇、
と思いきや、ラストで背負い投げ❗
ロマン溢れるラストシーンに一同ラインナップ。
それまでの軍隊バカの伏線が生きてくる見事さ。
犬田
3.6
のんき系コメディかと思いきや割りとドタバタしていた。
三国連太郎演じる狂人がハマっていて、現実に身内や近所にいたら大変だが観ているぶんには面白かった。

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