休診なのに、次から次へと難題が降りかかってくるシチュエーションコメディの体。笑いながらも、戦争の影がしっかり描かれてるので、陰影のある奥深さ。軽妙なタッチだからこそ、ズシンと堪えるものがある異色の反…
>>続きを読む休診日でも求められれば診察を行うお人好しな町医者と周囲の人々。
混沌とした時代に助け合って生きる人々を描いた喜劇。
三國連太郎演じる戦地で心を病んだ帰還兵のぶっ飛んだ演技は素直に笑えず異彩を放…
渋谷実監督作観る
「本日休診」でゆっくり休も
うとの三雲先生だがそんな日
に限って次から次へと急患が
飛び込んで来て
久しぶり観ましたが面白かった
セットが多いとは思うけど戦後間もない
庶民の暮…
このレビューはネタバレを含みます
1950年頃の作品を観たくて鑑賞。当時の混沌とした様子が伝わりとてもよかった。三國連太郎の怪演がとにかく素晴らしいです。なんてキラキラした目をしているんだ…
自分の娘のように同情はするが、倅の嫁には…
【人に優しく】
🚂井伏鱒二が原作。渋谷実監督による重喜劇スタイル(かなりドタバタしてるが)な庶民映画として楽しめる戦後間もない頃のエンタメ。戦争の影響で頭をおかしくした三國連太郎が凄い怪演。後半の…
日本名作シナリオ選に収録されている1本。
医は仁術。
『明日は「本日休診」の札をかけてゆっくり休みたい』という冒頭のナレーションからすでに面白い。ドタバタ劇ですよというフリになっている。
よ…
井伏鱒二の原作を斎藤良輔が脚色、渋谷実が監督したコメディ。院長、看護婦の温泉旅行で、「休診」の看板を掲げようとした柳永二郎先生だが、次々と急患、飛び回る羽目に。発作、お産、盲腸など。52年の製作とあ…
>>続きを読む町医者に新派の柳永二郎、18年前開業第一号患者に新劇の田村秋子、気の狂った復員兵中尉に松竹の三國蓮太郎の3人が中心となって各界の芸達者が、操車場周辺を取り巻く街の騒動に関わり右往左往の大奮闘を描く渋…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エンディングだけで良いと思うことは少ないけど、これはいいエンディング
勇作の役は現代では絶対アウトだろうが、勇作なしにはこの作品の素晴らしさは存在し得ない。今じゃ一登場人物として扱うにはセンシティ…
終戦直後の東京を舞台に、休診日にもかかわらずひっきりなしに診療の依頼が入る(今では医者の過重労働と言われてしまうような状態の)三雲医院の大先生の奮闘と、そこに暮らす人たちのふれあいを喜劇風に描いた、…
>>続きを読む松竹株式会社