ケスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ケス』に投稿された感想・評価

教育と飼育
尊厳に溢れる鷹のケス

「ケスはペットなんかじゃない

飼い慣らすなんて無理さ
獰猛で超然とした鳥なんだ

僕は姿をみて
空に飛ばせれば満足なんだ
インコとは違うんだから」
3.4
労働者階級
重くても自然と入ってくるさすがのケン・ローチ
体育教師笑う
思惟
-

貧しさを理由に学校では同級生や教師から、家では兄から、理不尽な扱いを受け続けるビリー。彼にとって唯一の外の世界への希望であり、心の支えとなったのがケスだった。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』のよう…

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なんとも救いの無いラスト。
労働者階級に生まれた子どもは夢を見ることも難しいっていう現実。
主役のビリー君も結構ダメっ子だし、低賃金の炭鉱で働かざるを得ないっていう悲しい境遇のお兄ちゃんも可哀想で、…

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ケン・ローチ。、2本目の監督作品。少年は、鷹の巣を発見、ヒナから育てた鷹の調教にも熱心だが…。
早稲田松竹にて

「教師をはじめ大人は僕ら生徒に興味を持っていない」というビリーの台詞。しかしビリー自身も他人や社会への興味がない。それどころかハヤブサの飼育に心を奪われ、万引きなどの素行の悪い生活を続けている。しか…

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体育教師ヤバすぎ

校長が「お前らの世代は…」と言うし、やっぱり映画として世代という見方はしている気がする。自分が結構そういうジェネギャは確実にあるものだと思っているのもあるけど。

イギリスなんて…

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鳳泉
3.7

労働者階級の少年がタカの世話をする話。
先生との会話のシーンが良かった、先生良い人。
ひとつのベッドで兄と一緒に寝、家の中で兄と母親はいつも喧嘩してて、しかもお母さんは少年の味方かと思いきや完全にそ…

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moimoi
4.2
体育の時間永遠に続いてほしい
先生やりすぎだけど

ケスに対するというか自然に対するビリーの考え方が大好き
4.0
2025-71

イギリス労働階級投影映画
イギリス労働階級の薄暗さがずっと垣間見える。終始雲行きが怪しく、救いもない。

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