初期のケン・ローチ作品という事で作風が違うのかと思ったが、そんなことはなく庶民層を描くという点では変わりがない。
ビリーは学校でも静かで友達もいない。
しかし彼が唯一心を許す存在なのが鷹のケス。
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1969年のイギリス映画。ケン・ローチ監督の初期の作品。私が観た初めてのケン・ローチ作品だったが、かなり前に観ていてまだケン・ローチ監督の素晴らしさを知らなかった時だったので、あまり印象に残っていな…
>>続きを読むイギリスの作品で当時の労働者階級の家庭は、こんな感じだったのでしょうか?
学校内での問題や、家庭内での問題、いづれにしても今の時代では大問題ばかりですよね。
ただ、本当にこの主人公はたくましい!…
ケスと少年は崇めあい歩みより一緒にいる。辛うじて繋がっている一家とは対照的に、彼らの関係性が美しい。少年の「飼う」とは違うという大人びた言葉が印象的だったが、どちらが上で下であるという関係性ではない…
>>続きを読むケン・ローチの人間愛はほんと不思議。
鷹が主人公の友達だけど
日本やハリウッドのようにズブズブの愛で描いたりはしない。
淡々とときは流れる。
だけど胸がしめつけられる。
昔つきあってた彼女がめちゃ…
1960年代前半のイギリス、ヨークシャー地方を舞台に、労働者階級の少年とハヤブサの交流を、厳しさとあたたかさの同居する繊細なタッチで描いた、イギリスの名匠ケン・ローチ監督初期の傑作。
権力差を利用…
ケンローチは最近の作品しか観ていないので、初期作も観てみたかったのですが、本当にいわゆる作家性みたいなものは当時から変わらず。貧しい環境の人々をどうジャッジするでもなく、ドキュメンタリーのように淡々…
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