黒澤明はかつて北野映画を評して“画面に余計な物が映っていないから好き”と言っていた。仰る通りだ。
ジャン・ピエール・メルヴィルよろしく徹底してミニマムな画面構成、余計なセリフや感情表現の排除、突発…
鬱病反社夏の療養旅行編⭐︎
シーンの一枚一枚の構図が黄金率でかっこいいし色の使い方も上手い緊張と緩和がサウナみたいでしっかり整いました。
鑑賞後なんだかめちゃくちゃ寂しい気持ちになってしまった…
ヤクザを辞めたい男が沖縄で遊ぶ平穏さと、刻一刻と近づくその終わり…殺しや死が日常になっていて、異様だったけどリアルなのかも。ヤクザの映画なのにジブリのような尊さ。最後の夏だと分かっているかのようには…
>>続きを読むもうちょっと抗争要素があると思っていたけど、自分が求めてるものとは違うテーマだったようだ、監督自身が「ヤクザ映画のストーリーに、従来的でない映像をいかにはめ込むかをテーマに創作した」と答えていたそう…
>>続きを読む©︎1993 松竹株式会社