われ一粒の麦なれどの作品情報・感想・評価

『われ一粒の麦なれど』に投稿された感想・評価

Taul

Taulの感想・評価

3.0

『われ一粒の麦なれど』(1964)初鑑賞@シネ・ヌーヴォ。小児麻痺撲滅に奔走した男の話。上田哲がモデルで小林桂樹が演じる。狂ったようなバイタリティの持ち主で私生活は喜劇調。その軽妙さと深刻さのメリハ…

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mingo

mingoの感想・評価

3.9

小児麻痺という現代だったら映画化は無理であろうテーマに挑んだ松山善三監督作。最初は偽善的だなと思っていたが意外にもコミカルで物語がすすむうちにサスペンス調熱血ジャンルに変わり、ヒロイン高峰秀子の弟役…

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不倫をしたり、賭けマージャンでもうけたりしている生ぐさ桂樹が、小児マヒの問題を知って、その撲滅のための活動にのめり込む話。テーマは重いけど、時にコミカルで見やすかった。
生ワクチン投与で小児マヒの流…

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テーマに対してどこまで深く掘り下げるべきなのかを考え抜いたうえで出来た作品に違いない。
圧倒される様な箇所もあり、テンポよくコミカルなところもあり、いろいろ織り交ぜてあったのだけれど、なんでこうも深…

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このレビューはネタバレを含みます

麻雀で女と遊ぶ金を稼いだり、泥酔して道を歩く女の子のスカートを捲ろうとするなど飲む買う打つを体現する農林省の職員の小林桂樹。そんな彼が小児麻痺をなくすために身を粉にして活動する。こういう作品は主人公…

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