嫉妬の作品情報・感想・評価

嫉妬1949年製作の映画)

製作国:

上映時間:88分

3.6

『嫉妬』に投稿された感想・評価

新藤兼人の脚本を吉村公三郎が監督。佐分利は横暴な夫で、妻は逆らうことはなく仕えた。療養中の弟の治療費を見てくれた。療養先で弟の親友に出会い、開放的な気分を味わう。親しく会話を交わすところを佐分利は見…

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このレビューはネタバレを含みます

大好きな佐分利信さんだから、観れたけど、、、
昭和初期のあまりにも自己中のイバリ夫が、嫉妬でさらに理不尽な行い(義理の弟の命の瀬戸際シーンなど)妻役の高峰美枝子は、金銭面で立場が弱い為ただただ従順で…

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白
4.0
女人哀愁系物語だからか、今までに観た吉村作品で唯一ハマった。
埋めがたい精神的断絶の渦中にいることを表現するかのように、画面の中央を走る道が映画全体を一貫する。
人物配置と、高峰三枝子の表象が見事。
csm
5.0

泡ブクブク、おジャガ、三井弘次(ストライプのシャツに切り替え&後ろにゴムのジャケット、ボーダー靴下)くらいしか覚えてなかったけどこんな素晴らしかったか、みた気になっちゃいかんと背筋が伸びる。人間じゃ…

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一
-

これより10年以上も前に『女人哀愁』という傑作があるからな~と思いつつ、それでもやっぱりこの佐分利信の重くて軽い存在感は別格だ。猛烈なヤダみを発し続けながら同時に道化役も引き受ける懐の広さに感動する…

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亭主関白で妻に関心を示さない佐分利信だったが、妻の浮気を疑い…。

高峰三枝子がショックを受けて、家の奥まで一気に移動する場面が良かった。このためだけに、たくさんの部屋をつなげたんだな。三井弘次の帽…

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佐分も三枝子さんも素晴らしい。こういう話をクライムノワールのような演出でみせてくる吉村先生の手腕に感激する。こんな悲惨なハナシなのに何度も笑わされた。黄金の吉村・新兼コンビ。
3.5

プロポーズされていずれそうなるかもしれないけどみたいに答えるのカッコ良かった。
まじブチ殺したいと思いながらの鑑賞だったけど公開当時は結構けしからんと思いつつも耳が痛いみたいな人多かったんじゃないか…

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再見だったけど、うろたえる佐分利どんの前髪ぱらり&逃げて高峰三枝子が眺める風景からの行方不明っぷりは最高
3.0
超絶ハラスメントムービー。佐分利信がストーキングし始めてからがまぁまぁ面白い。窓越しに木が揺れだし、そこから一気に不安になりタバコを吸う。

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