モルグ街の殺人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「モルグ街の殺人」に投稿された感想・評価

1932年の作品だ。シャーロックホームズの「這う男」もそうだが、当時は猿の血を人間に注射すると人間が猿化するという話がある程度真実味を持っていた時代なんだろう。科学的な情報が浸透していなかった時代背景を思い浮かべながら楽しんだ。
原作にプラスされたキングコングの原型となるシーンも当時としてはよくできていると思う。
ラストの屋根のシーンどうやって撮ってるの!!??ロケなんて出来た!?セット!?すっごいね!
映画館で観れてよかった。
ベラルゴシ怖い。
言語を巡る言い合いにはキャラクターが出てて笑えた。
ドイツ人イタリア人スウェーデン人の牧歌的な三つ巴に失笑しながらもサーカスや事件現場の近所の住人の顔顔顔のインパクトで中和。締まりはないけど、多幸感溢れるピクニックや雰囲気あるパリセット、それなりにダイナミックな追走劇、正月ぽくていいんでない
原作が好きだったので映画にするとどうなるんだろうと思って鑑賞、オカルト映画になっててビックリした 騒めく集団の描き方がフリッツラングのメトロポリスみたいですごく好きだった(一拍おいて人々の限りなく静止した表情を映す感じ) ゴリラと謎進化論信仰がすごく面白い、そしてミラクル博士のM字眉毛…
AS

ASの感想・評価

3.2
ある意味すげーよすげー。寄せ鍋みたいな映画。昨日食べた

@シネマヴェーラ
堊

堊の感想・評価

3.3
ポーのミステリーを逆からやるだけでこんなわけわからん話になるなんて。モルグがマジに見世物小屋になってる19世紀のパリ最高すぎる。『指紋論』で読んだ。警察の家宅捜索を防ごうとして扉越しに打たれて死んでいった使いっ走りの彼の勇姿に涙が…屋根から屋根を歩くラストも、その向こうに見える煙にまみれた書割の背景が雰囲気ありすぎる。60分の映画なのに間延びしまくりだれまくりで普通に怪作。怖いんだか笑っていいんだか誰の話だかわからなくなってゆるい感じ、水木しげるの初期短編っぽい。猿の血液を注入して殺していくのは楳図かずおっぽいが。

歯と背さんいた。年始ヴェーラ人多すぎる。
シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。

原作エドガー・アラン・ポーのハリウッド怪奇映画。
ロバート・フローレー監督作品。

ゴリラの血を人間に注射する実験を繰り返しては、若い女性を次々と殺してしまうミラクル博士(ベラ・ルゴシ)。
ゴリラが惚れた(?)女性に執拗に迫る狂気の博士…。
クライマックスは、ゴリラがその女性を誘拐して屋根を渡り続けるシーンなのだが……

この映画、チープなB級映画であった。
可もなく、不可もなく…という感じでしょうか(^_^;
紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2018.12.31 シネマヴェーラ渋谷

『ピクニック(1936)』と『キング・コング(1933)』の中間に位置する小粋な小品(1932)(!)。階上のヒロインをピクニックへと誘う群衆の俯瞰ショット、イタリア語→デンマーク語→ドイツ語で証言する三人衆のくだりが素晴らしい。
神

神の感想・評価

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蓮實重彦セレクション
ハリウッド映画史講義特集

【要再見】
ザ・研究室って感じの研究室が最高。
寝ちゃったから大事なキングコングへの流れ、全くみてないの本当に悔やまれる。
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.9
表現主義的な歪んだセット、美術、異常に濃い霧、影の強調された照明による画面が見ているだけで楽しい。
一時間ちょいでビシッとまとまっているのも嬉しい。
目線が吸い込まれていくのを示すカメラワークも雰囲気が出ていて良い。ブランコに取り付けられたカメラ。この頃から結構ブレずにやれたのね。
事が起こった後の素早く人々を映す編集も面白い。
犯人の言葉が何語か言い合うシーンの、今では考えられない感じの演技も可笑しい。
ベラ・ルゴシはやはり怪演。
愛らしいお猿が高いところに登るなんて良いにきまってる。
最後の一瞬にキャストを表示するだけなのにGood cast is worth repeating...とか言い訳する当時の慎みよ。
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