フィルム・ノワールの形式を取りながらも、それを脱構築している。それ故ヴォイスオーバーもファム・ファタールも本来のそれとは別で機能する。ロケ撮影ってのもかなり街を映せてる。
1948年のニューヨーク…
元ジャーナリストが製作&ナレーターを務めた刑事ドラマ。当時としては画期的なニューヨーク市街でのオールロケ撮影で、後の映画人に大きな影響を与えた一本。
「巴里の空の下セーヌは流れる」(1951)を観…
すげー映画作っちゃったぜ。
なんとこの映画、スタジオ撮影してねぇんだぜ。セットも使ってないんだぜ。
ニューヨークの街でオールロケしちゃったんだぜ。
ほら、ビビっただろ?
みたいな内容のナレーション…
ロケの多用や生々しい役者の演技など当時は斬新だったかも知れないけれど、ドキュメンタリータッチがより先鋭化し迫真的になってきた現代からするとさすがに仕込み感が強くて単なる刑事ドラマにしか感じられなかっ…
>>続きを読む冒頭のナレーションは製作者、ヘリンジャー自身の声だそうです。ドキュメンタリータッチで刑事が犯人を追い、追い詰めて、それがニューヨークのオールロケで、よく撮影したと思います。
ベテランと若手の刑事コン…
田舎出身で都会に憧れて、今では派手な生活を送るモデルが殺される。
第一容疑者は好青年に思えそうな男。
ベテラン警部補と若手刑事が犯人を追う。
ロケーションを駆使した先駆けの作品のよう。有名なのは…