1978年につくられた東陽一監督作品。かつて高校の野球部で三塁手だったことから「サード」と呼ばれる少年は関東少年院に収監されていた。てっとり早く稼ぐために同級生と売春組織を作るがあやまって客のヤクザ…
>>続きを読む少年院で「サード」と呼ばれる少年の日々を描いた青春映画。
永島敏行がクールで朴訥な主人公役を好演。
中盤の回想シーンから登場する森下愛子の熱演も印象的。
寺山修司が脚本を務めているが、監督は別人…
原作があるにもかかわらず、脚本を担当した寺山修司の感覚がここまで出せるのかと脱帽。罪を犯した男の独白という演出が、9soulsの元ネタかな?って思ったけどまあそんなことどうでも良いと思う。「俺たち、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
峰岸徹。もはやヤクザのステレオタイプどころか殺しても死なないゾンビか異星人。かよな超過剰な役作りがイイ。地下鉄の迷宮を抜けるとそこはメトロン星人アパート。特撮づいた役者だけのことはある。これで本作も…
>>続きを読むホームベースとはなんだろう。
スタートでありゴールであるもの。自分の中の根元的な欲求、目標だろうか。
とにかく何かに向かって走り続けている妹尾。町から出るために罪を犯したのもその一環だろう。
しか…