<メモ>
寺山修司脚本、羽仁進監督で、社会からはじき出されかけながら、必死にもがいて生きようとしている若者の恋を描く
恋といっても、甘い恋じゃない
大人や社会の汚さに翻弄されながら、唯一温かさを見い…
【1968年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
『彼女と彼』羽仁進監督が寺山修司と共同で脚本を手掛けたATG作品。キネマ旬報ベストテンでは第6位に選出された。
羽仁進作品は初めて。ATGらしく…
寺山修司と羽仁進のオリジナル脚本による、羽仁進が監督した不思議なテイストの青春映画。俊一の養父が変態っぽい。「シュンちゃん、母さん行ったよ」と呼び寄せる。そして俊一が好きになる少女も、清純無垢なわけ…
>>続きを読むラブ&ポップ昭和童貞地獄篇といったところか……
生い立ちやトラウマのせいで社会に馴染めず恋愛もままならない、鬱屈で歪んでしまった青春拗らせ系にはどうしても弱い。
青い なんて言葉じゃ片付けられない青…
映画において「観念」「美学」「身体性」はそれぞれ別の項目だと感じるが、観念と美学を追求しすぎると身体性は疎かになる。
たとえば松本俊夫は観念の作家で、吉田喜重は美学の作家だが、両者ともに役者を自身の…
昔の「生きる」って全部様式化されたものに体をはめているみたいで、でもだからこその極端な感情の解放の仕方とか、羨ましくもあるなあと思った
嬉しくて万歳する男とか、やだわそんなの。って可愛らしく上品に…