殺人罪で少年院に送られた高校生を描いたヒューマンドラマ。
永島敏行が主演、吉田次昭、森下愛子、志方亜紀子、島倉千代子らが共演。
田舎町に住む高校生の妹尾新次(永島敏行)は野球部で三塁守をして…
中学生の時に、文部省推薦映画として、『吾輩は猫である』と、この『サード』が二本立てで公開されたのよね。
当時、映画館は保護者同伴で!と、生徒手帳に書いてあり、友だちと一緒に行こうと言っていたのに、…
レイティング一般(らしいが今なら性的シーンでPG12位かも)、冒頭「おことわりテロップ」入り、BS松竹東急「土曜ゴールデンシアター」の録画。
昔テレビで観た。鬱屈した空気は、初見と変わらず。
瑞々し…
一人の少年院生が、少年と大人の狭間を彷徨しながらも、成熟に向って全力で走り抜ける姿を描く、軒上泊原作『九月の町』の映画化。
青春だけで片付けられない内容も。葛藤やモヤモヤは分からないではないですが…
冒頭から「ATG」と表記されたので、きっと面白いんだろうと期待を込めて視聴。
そしてやっぱり期待どおりで。
今じゃ絶対聞けないようなセリフてんこ盛りで。
新聞部とかテニス部とか、呼び方も昭和だ…
少年院の日常が淡々と描かれるのですが、主人公(永島敏行)の厭世的で冷めた視点でツッコミがなんとも奇妙。親切な刑務官やボランティアでも、彼から見れば空虚な存在なのか。
彼がどんな罪で服役したのかが中…
永島敏行が主役の映画を観るのは初めてかもしれません。
私の中では、米作りに精を出す俳優という印象で、森下愛子は吉田拓郎の浅田美代子の次の奥さんという印象です。
少年院生の通称サード(永島敏行)の…
少年院教務官の経験を持つ軒上泊の「九月の町」を脚本:寺山修司、監督:東陽一で映画化。
殺人を犯して少年院に入れられた若者の屈折した心情を描いた青春映画。
製作はATG。
(1978、103分)
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