幸せな一家が卵を借りにきた若者2人に一方的に痛めつけられる。
徹底的な理不尽、絶望感で、これ以上ないくらい不快な気分になる作品。
ただ痛ぶるのではなく、観ているこちらの心も弄ぶような演出に不快感…
カンヌ映画祭の観客が次から次へと途中退席したといういわくつきの1本。観客の神経を逆撫ですることにかけては天下一品のハネケが監督した、理由なき若者の暴力がテーマの後味最悪猛毒映画だ。
避暑地を訪れた…
胸糞悪い映画は好きだけど、悲哀や存在の不条理に繋がるのが前提で、ただ嫌なだけだと監督のしたり顔が透けて見える。
しかもこれは唯一のウリである嫌さもチープで、「ゲームだ」とまで言っているのにそれだと…