トリコロール/赤の愛の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『トリコロール/赤の愛』に投稿された感想・評価

固定電話の大活躍ぶりと、様々な人生がときに交わったりパラレルなまま交わらなかったりする奇跡的な様。盗聴魔のトランティニャンの観察者ぶりにみる捻れた博愛と、『ふたりのベロニカ』ぶりのイレーヌ・ジャコブ…

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トリコロール3部作 赤『博愛』

「人間はもっと寛大なものよ」という性善説的な美しさに偽善を突き付け揺るがすシニカルさを持ちながら、博愛による救済を体現した作品

ラスト突然のカタストロフからの三部…

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『トリコロール/青の愛』(1993)
『トリコロール/白の愛』(1994)

ジュネーブを舞台にした、老判事と女性の交流を描いた作品。老判事は、過去に、誤審により、人を不幸にしたことを悔いていた。女性は、彼が贖罪を模索して苦しんでいることを知る。女性の乗ったフェリーが転覆する…

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4.3
急にくる激アツ展開

「友愛」は、他者との距離の、ある状態のことをいう。他者を知ることから、ゆっくり始まっていく物語のことをいう——のだと思う。

偶然が生む個々人の関係性は、ここでは直接的な助け合いや支え合いにはつなが…

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3.9

クシシュトフキエシロフスキのトリコロール3部作の3作目、テーマは博愛🇫🇷
イレーヌジャコブ演じる大学生の主人公とジャンルイトランティニャン演じる引退した判事の交流を描く
赤色を基調とした映像が美しく…

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タコ
3.7
2作に比べて暖かみを感じた。随所に映る赤が綺麗だった

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