愛に関する短いフィルムの作品情報・感想・評価

「愛に関する短いフィルム」に投稿された感想・評価

yuien

yuienの感想・評価

3.8
『アンナと過ごした4日間』といい、現実では拒絶される窃視という行為も、こうしたアートフィルムの中では純粋な愛の形として描写されがちだよね。客観的に観察すれば、彼達の清らな感情を見出せるけれど、実際に同様なシチュエーションが身近に起きたら、その本質を見過ごしてしまうに違いない。
momo

momoの感想・評価

5.0

愛とは、ってなった

キェシロフスキは語り方が芸術家肌すぎる
お母さんが、恐らくいちばんマトモな人間なんだけど若干ホラー
s

sの感想・評価

4.2
狭い窓 から一途に見続ける
姦淫から 狭い窓への描写の移り変わり

ポイントで 白い袋を持った男
十戒がテーマだし そゆことだろう

ナイロン弦の優しい音色
suke18

suke18の感想・評価

-
見る/見られる関係の逆転という点では面白さの片鱗はあるけど、あくまで十戒の寓話としての機能から逸脱する気はない

同棲する友人母がふたりを覗いてるカットで色々期待したけど、収まるところ収まったのが頂けない
ask

askの感想・評価

5.0
素晴らしすぎて...涙
人は常に苦しみをかかえている。それは避けられない事実だ。どうしようもない。それでも僕たちは他の苦しみで今の苦しみを忘れることはできる。歯痛を忘れるために自分でアイロンを肩に当てるとかしてね。でもそれ以上に誰かの苦しみを分かち合って自分の苦しみを忘れられたら、多分それは素敵なことなんだと思う。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

4.0

会いたいならあしたも会いたいって言えばいいのに
会うため、郵便物をチョロまかしたり、牛乳配達員になったり、その愛人と夜の団地の敷地内でタイマン張ってど突かれたりしつつ障壁を乗り越えた少年は、キスも寝ることも求めず、ただ
「今度アイスクリームを食べに行きませんか」
と愛する女に言った。
女は大人だった

寒々しさのなかに、降り注ぐ一瞬の煌めき、それさえうら寂しく描くが、到底人生は儚いthat's fine
どんな女にであろうと愛を与えることは出来るし、相手がそれに気づく場合もあるというだけだ
ポーランド1988年。
偏愛と男の願望を滑稽に描く短編。カーテン開けっぱ。

愛って何だろう。キスしたいの?寝たいの?ブダペストへ旅行に行きたいの?……覗き見するトメク青年の答えに応じる熟女マリア・マグダレナ。

▼元々は「デカローグ」全10話のドラマの内、5話目と6話目を映画用に再構成。5話目が「殺人に関する~」で、6話目が本作。デカローグはキリスト教の十戒を主題にした物語。よって本作は十戒の中の「汝、姦淫する事なかれ」と言うテーマをワルシャワの公営団地で展開した作品か。

▼郵便局で働くトメク青年(19歳)
孤独で両親はなく、今はワルシャワに居ない親友マーチンの母と2人で暮らす。
趣味は覗き。覗きと言うより向いの団地に住む妙齢の熟女の生活を観察するのが生き甲斐。
ただ観察するだけじゃなく架空の郵便為替を376号室のポストに投函したりして、郵便局の窓口に来た熟女マリアへ応対したりする。
マリアの部屋に来た男との情事を観察したり、時にはガス漏れの偽通報で情事を邪魔してみたり。

▼ワルシャワの物流事情なのか、欲しい時に牛乳が手に入らない。牛乳が欲しいマリアの為に、トメク青年は朝5時に起きて牛乳配達。
団地の戸口に牛乳の空き瓶が出ていないと376号室をノックする。
下着姿で牛乳瓶を持ってくるマリア。

架空の郵便為替を使い2度目の投函。郵便窓口で怒りをぶつけるマリア。
これまでの行為を白状するトメク青年。マリアはトメク青年を受け入れるのか……。

▼デカローグでは牛乳が大事なモチーフらしい。牛乳を配達するトメク。牛乳をこぼす熟女マリア。
こぼした牛乳は元には戻らない(覆水盆にかえらず)を表現しているのか。または東洋思想で牛乳は法味の浅深(醍醐味など)を表現するメタファーに使われるけれど…本作中の牛乳は何の為のモチーフか、誰か教えて下さい。

▼類似の映画で「アンナと過ごした4日間」も献身的な偏愛を描いた素晴らしい作品でしたが、こちらもポーランド映画でした。本作をオマージュしたのかな?

▼熟女との交流も官能的だけど、親友の母と2人暮らしと言うシチュエーションも、これまたイマジネーションを掻き立てる。本作中、裸が出てこないのが残念。マーチンの母の裸が見たかったな。

▼紙袋を持って団地の広場をウロつく男は、なんちゃってキリストです。
miho47

miho47の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この時代だから出来たって感じかな。
いまならストーカーで一発御用だと思うような話が純愛で綺麗にまとめられたような。
セリフは全体的に少なめ。
描写だけで見せるシーンが多かった。
主役の女性は真の愛に触れられたと思って途中から態度が急変するけど、覗かれて、郵便物盗まれて、なぞの手形送ってくるような人は今後のこと考えて好きになれない。
美脚

美脚の感想・評価

3.5
2017年8月鑑賞。
愛を与えられず育ったトメクが行き着いた愛の行為が覗き。たくさんの愛を知って育った彼女が知りたくなった愛の形も覗き。
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