セルジュが全然美しくない苦笑 シャブロル監督の長編デビュー作だが、清新な技法というよりは物語の大胆な生々しさが作品を引っ張っていく感じ。ヌーヴェルヴァーグ的な要素を期待して観たのでそこはガッカリ。…
>>続きを読む美しきセルジュを鑑賞して、感情の揺れを「笑い」で表現する深さに心を打たれた。物語終 盤、アル中となったセルジュが子供が生まれる前に浮かべた、乾いたような絶望の笑い。そ の笑いには、人生への諦めと自分…
>>続きを読むシャブロルの長編デビュー作
物語そのものは面白くはないけれど、これがヌーヴェルヴァーグってやつの始まりなのかぁ…みたいな歴史感ある。
冒頭ロケ地の地元民への賛辞もあるしね。
花崗岩だらけの寒々し…
デビュー作から職人肌すぎる。先が読めないスリルはすでにシャブロルらしい。そしてなぜか彼も出てくる。『いとこ同士』ほとんど記憶ないけど、このふたりどっちも素晴らしいしどっちも好きな顔だった。さらにラフ…
>>続きを読む病気の療養のためパリから小さな町に帰省した男が、変わり果てた幼なじみの姿を目撃し彼を立ち直らせようとするという話。
「沈黙の女」等のクロード・シャブロル初監督作。
カイエ派を代表するシャブロルがヌ…