奴らを洗い流す雨はいつ降るのか。
いかにもなアメリカンニューシネマの帰還兵で、不器用でトラウマを抱えたトラヴィス。
当初トラヴィスが思い描いた終わり方にはできなかったが、復調し満足気にベッツィー…
トラヴィスの行動が全てにおいて薄っぺらく何をやっても空回っているところが共感性羞恥を感じてしまってきつかった。
同監督の『キング・オブ・コメディ』(1983)を観たときと同じ感覚。
あとラストが釈然…
夜のニューヨクの街並みと音楽が最高に良かったあとトラヴィスの着るジャケットも最高にかっこいい。
トラヴィスの感じる孤独は少しわかるけどそこから来る行動が自己中的であまり共感できなかった。
また、予備…
若い頃に観た時は心がヒリヒリしたものでしたが、今観るとトラビスのナルシストっぷりが痛くて笑ってしまう事何回か。
カーテンレールの手作り鉄砲早出し装置にかなり心を持っていかれてしまった自分がここに。
…
人間関係や他者からの評価が埋めてくれる感情って代替のきかないものだから、主人公が感じている孤独も理解できる。だけど、その埋め方が一方的なんだよね、連絡取れなくなったら相手が悪いと罵るとか、責任も取れ…
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