7月4日に生まれての作品情報・感想・評価

「7月4日に生まれて」に投稿された感想・評価

ベトナム戦争がアメリカにもたらしたものとは

トム・クルーズ主演
オリヴァー・ストーン監督

「プラトーン」がベトナム戦争の中の悲惨さを描いたものとしたら
本作はベトナム戦争から戻った者たち、ベトナム戦争がもたらしたものを描いています

戦闘シーンは少ないのに、ベトナム戦争の悲惨さを伝える映画が他にあるだろうか
Yudai

Yudaiの感想・評価

3.5
悲痛
ただただ、痛みと苦しみが切実に伝わってくる

想像していたより戦闘シーンが少なかったが、戦争そのものよりその後に残った傷痕の苦しみに注目されている

祖国や大義の為とベトナムへ向かい、戦うも、地獄の経験をし、なんとか生きて帰ってきても地獄が続く
最初は若く、ハンサムだったトム・クルーズが戦争を通して荒み、人相が変わっていく様が痛々しい

監督のオリバー・ストーン自身がベトナム戦争経験したからこそ、描かれているやり場の無い怒りや悲しみが生々しく感じるのだと思う

余談ではあるけど、本作とあわせて『プラトーン』(1986)と『ペンタゴンペーパーズ』(2017)を観ると異なる視点から一連の流れを知ることができ、深みが出ると思う
アメリカ人はアメリカ人にしかわからない感情を世界中に発信することができる恵まれた環境にいるんだということを外国人である我々がもっと理解しておくべき。

80年代最高の愛国プロパガンダ映画『トップガン』主演俳優トム・クルーズが「共産主義者め」と罵られる役を得たのは確かに滑稽なことかも知れないが、彼の最大の問題は"どんな髪型でもカッコよくない"こと。加えて彼の身長を考えれば製作陣の苦労はいかばかりかと推して知る。

ベトナム戦争の話は他でもいくらでもできるので割愛。
初めてアメリカで独立記念日を過ごして今日観るしかないと。
独立記念日のパレードもさっき見てきました。アメリカに住んでる人たちは本当にアメリカが大好きなんだなぁと思う。
家族を大切にして、地域を大切にしてる。
ロンとお母さんの関係がみててとてもツラい。「無理やり行かせたわけじゃない」ってお母さんは言ってたけれど厳格に信仰深くってほとんど刷り込みだよ。ちょっとずつ、ちょっとずつ。決めたのはロンだけど、それ以外の考えを持つ道を摘んでいったのはお母さん。
不幸な目にあわせたかったわけではもちろんなくて、そうすることが幸せになれると信じてのことなのがまたツラくて。
お母さんがロンに注意するシーンがどれも、特にロンが酔っぱらって帰ってきて喚くシーンでのお母さんの注意の仕方が3歳の子どもにするようなそれで、お母さんにとってずっと『私の可愛い小さな坊や』のままだったんだなぁと。
「まだ使い方も知らないのにダメにした」っていう一言が一番辛かった。
どんなに若いかったか、どんなに信心深かったかっていう両方が他のどんな言葉よりも分かりやすくて。
「みんなはこう言います。アメリカを愛してないならとっとと出てけと。俺は愛してます。俺はアメリカ国民みんなを愛してます。けれど政府となると話は別です。政府はまるで腐りきった泥棒や強盗や暴行を繰り返す集団です。俺たちはもう我慢しちゃいけないんだ」っていうロンの主張、これもうまんま今の日本というか日本人が思ってることではと思うとしんどいな...。
日本語吹き替えで。
(2018/07/04 Amazonビデオで)
紫色部

紫色部の感想・評価

1.5
2018.7.4 BS

定型文しか喋らない低脳なキャラクターを陳腐な展開に配置しながら稚拙な演出でもってさも叙情的に見せつけてくるいつものオリヴァー・ストーン映画。お誕生日おめでとうございます🖕
私は永久に許せないけど、主は許してくださるわ


オリバー・ストーン監督 1989年製作
主演トム・クルーズ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」……
って、今日はタイトルでもうネタバレだ(笑)

最近忙しくて、レビュー計画が全然進みません(^-^)
「映画で振り返るベトナム戦争」のシリーズも頓挫中です(T_T)。本当は7月4日の今日、本作でフィニッシュを目論んでいたのに( ˘ ˘ )ウンウン、ザンネン
でも、夏にかけてシリーズ継続します( •̀ω•́ )و✧



さて、7月4日と言えば「アメリカ独立記念日」ですよね~。昨年の今日は「インデペンデンス・デイ」をレビューしてましたよ。でも、まだ、「今日は何の日」シリーズはスタートしていなかった……。実はタグは後付けなのさ( ¯−¯ )フッ



この映画はタイトルに「7月4日」とあるように、独立記念日に生まれたアメリカの若者が志願兵となり、ベトナム戦争に従軍し、傷痍軍人となって戻ってくるお話です。なんと実話。主人公ロン・コーヴィックを演じるのはトム・クルーズ!Wiki読んだら、この映画のために、トムは1年間車椅子で生活したとか……ホントかなぁ(笑)

恋人ドナ役のキーラ・セジウィックは、今はケビン・ベーコンの奥さんですね。


原作はロン・コーヴィックの自伝的小説で、脚本にも加わっています。監督のオリバー・ストーンは今作で「プラトーン」に続き2度目のアカデミー賞監督賞を受賞しました\(^o^)/

オリバー・ストーンは「プラトーン」でベトナム戦争の戦地での現実を描き、今作でベトナム帰還兵の故郷での現実を描きました。アプローチは異なりながらも、どちらも見事な反戦映画になっていましたね。アカデミー賞も納得です( ˘ ˘ )ウンウン


また、今作では、戦争後遺症もあり、自堕落な生活を送る中でメキシコへと渡ったロンが、そこで同じく傷痍軍人であるベトナム帰還兵に出会います。そのチャーリー役が、なんとウィレム・デフォー。おぉ、エリアス……って思ったら今作はバーンズ役のトム・ベレンジャーも出てた!(笑)



【ロンとベトナム戦争年表】
さて、以下に歴史的背景を確認する意味で、ロンとベトナム戦争を年表にしてみました!


1947年7月4日にロン・コーヴィック生まれる
1961年ジョン・F・ケネディが大統領に就任
1962年ロンは高校を卒業、海兵隊に志願
1962年ケネディはベトナムへの海兵隊派兵を決定
1962年キューバ危機勃発
1963年11月ケネディ暗殺
1964年11月トンキン湾事件が起こる←ペンタゴン・ペーパーズ
1964年ジョンソン大統領が当選、北爆の開始
1965年米軍がダナンに上陸
1967年、軍曹となったロンはベトナムの戦地に
1968年1月テト攻勢←フルメタル・ジャケット
1968年ソンミ村虐殺事件、反戦運動が拡大
1968年ロンは敵の銃弾に倒れ、脊髄を損傷。
1968年4月キング牧師暗殺←グローリー
1968年10月北爆の中止
1969年7月4日、ロン独立記念日パレードに参加
1969年ニクソンが大統領に就任
1972年北爆の再開
1972年ロンは共和党大会で反戦運動を行う
1972年6月ウォーターゲート事件が起こる
1974年8月ニクソン大統領失脚
1976年ロン民主党大会にて演説する


こんな感じで、まさにベトナム戦争を生きたロン・コーヴィックの自伝は、とても示唆に富んでいましたね。戦闘場面を直接描いたところは少ないのですが、強烈な戦争映画でもありました!


今作はロン・コーヴィックが自らの体験を小説にしていますので、美化された部分とか語られなかった事実もあるかもしれません。
それでも、当時のアメリカの姿を、少なくともその一部を、間違いなく写していると思います。
反戦運動や公民権運動など、複雑に入り組んだ当時のアメリカの状況を学ぶ意味でも機会があったら、ぜひ、ご覧下さい( •̀ω•́ )و✧
だ

だの感想・評価

3.9
トムクルーズの演技にただただ圧倒された。あと戦争はやっぱクソ、勝っても地獄、負けても地獄
ポリプ

ポリプの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画「7月4日に生まれて」

主人公ロン・コビックは、子供の頃にお母さんから
「夢を見たのよ。貴方が、壇上に上がってとても素晴らしい演説を大勢の人々の前でしているのよ。」
と言われますが、子供の頃の彼にはそれが何なのか分かりませんでした。

大人になった彼は、ベトナム戦争に自ら志願して戦地に兵士として赴きますが、そこである出来事が起こりました。

彼は、それを上官に報告しますが、上官はそれを気のせいだと言ってその事実は始めから無かった事にされました。

良心の呵責や様々な思いの中で戦地で戦う中でのある日の戦地で主人公は、身体に致命傷を受けて一生車イスで生活しなければならなくなりましたが…?という内容です。
トム・クルーズの演技力凄い。役作りのために約1ヶ月間車椅子に乗っていただけある。
MisaTakagi

MisaTakagiの感想・評価

4.1
ベトナム帰還兵で下半身が動かなくなった青年の話。
トムクルーズの役作りは後でネットで調べて驚いた。
夢の中で歩く自分と、現実に戻される瞬間が切なかった。
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