舞台が刑務所だから看守の目を欺く流れや製麻工場による神経症など飽きはしないが、ロバートが愚直に黙秘する様を葛藤と言えるほど演出されないまま脈絡としては薄すぎるようなラストを迎えるので全く響かない。ウ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
Phillips Holmesの80回目の命日に。と思ったけれど、数時間我慢出来ずに早く観てしまった。
もうちょっと軽い刑で済みそうだったのに要領が悪くて10年間投獄される事になったRobert。…
過失の罪で10年という長期の刑をくらった青年の絶望を象徴する牢内の深い闇や『恨み節』と呼ばれる不満があるたび囚人たちが叫ぶブーイングなど刑務所の様子を細かく描いたディテールはとても90年前とは思えな…
>>続きを読む正当防衛を主張するも、相手が死亡した事により懲役10年の刑を課せられた青年。
所長の娘と良い雰囲気になるが、再び災難がふりかかる。
密告者に生き残る道はない。
トーキー初期の作品だが、思っていたより…
「ランチ215」のメッセージが口頭のほか、囚人間で、指で砂に書いた文字や壁の落書きを用いて交わされる。
主役がメアリーへ愛情を伝え1週間の外出へ見送る際に、機関車が画面奥からゆっくり手前へ近付いてく…
ハワード・ホークス監督、テッド・テズラフ撮影。
少し低い位置からの長回しによる素晴らしいショットがいくつも見られる。
ウォルター・ヒューストンが囚人たちのいる広場に立ち降りる緊張感のあるシーンもそう…