復讐鬼の作品情報・感想・評価

『復讐鬼』に投稿された感想・評価

半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.8

シドニー・ポワチエ演じる黒人医師があまりにも白人から見た理想的黒人キャラなので少し白けるものの、それでも嘘臭さを感じることなく誠意に溢れた青年医師として存在感を発揮しているところにポワチエの役者とし…

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HajimeK

HajimeKの感想・評価

3.7
& BFI Film on Film Festival, NFT1
35 Nitrate print

スラム育ちのウィドマークがポワチエ医師をどうにか殺人者にしようと画策するも優秀ポワチエの鉄壁なアティテュードには号泣で敗北。撃たれた太もも化膿しかけながら、こいつ(ポワチエ)はカレッジ出だけど俺はガ…

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tristana

tristanaの感想・評価

4.0

復讐鬼ウィドマークは泣き虫レイシスト。だれか俺を愛してくれ!と叫んでも誰の心にも届かない。出血はひどいし熱だって出ているのに…チヤホヤされるのはヤングリッチでスマートなポワチエばかり。いったい俺が何…

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AONI

AONIの感想・評価

4.0
聾唖の男に監禁された際の脱出劇がなかなか秀逸。
最後まで「医師としての誇り」を失わないポワチエが素敵。

時代のモラルや風潮に抗う映画人の気概をひしひし感じる。これが正しく政治的な反骨精神なのだろう。公民権運動以前の1950年にこの映画を撮ったことに意義がある。白人の貧困に言及しているのも素晴らしく、現…

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今年逝ったシドニー・ポワチエ
の銀幕デビュー作。

1950年という、キング牧師も
公民権運動もまだ目立って
いなかった時代の作品。

苦学の末、黒人初の郡病院医師
となった、シドニー・ポワチエ
演…

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シドニー・ポワチエがあまりにもシドニー・ポワチエとして完成してたから、これがデビュー作だと知って驚いた。
でもシドニー・ポワチエじゃないと成立しない話だなこれ。

1950年という時代に既に作られていた人種差別を描いた今年亡くなったシドニー・ポワチエ主演のヒューマンサスペンス。

強盗犯の兄弟二人の治療を担当したシドニー演じる医師。その弟が亡くなり、リチャード…

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千利休

千利休の感想・評価

4.3
マンキウィッツ作品は小ネタ一つ一つの活かし方とシリアスさの創出が巧い。人種問題とリンクした証明の活用も○
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