カルメンの作品情報・感想・評価

『カルメン』に投稿された感想・評価

サイレントにおける物語推進装置としての手紙。入り口から溢れ出る人、人、人。山の上からの銃撃、墜落する男、ドライな終わり。サザエさんヘアの闘牛士。
このレビューはネタバレを含みます

コメディ以外でもルビッチの演出力の高さが分かるサイレント作品。

生き生きとしたカルメンは魅力的で、恋に狂いドンドン堕ちていくホセには全く共感させない所も良し。

パレードのシーン雑多なんだけど見せ…

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登場人物の顔が変容しまくる。カルメンが普通に恋をしてしまうと死ぬしかなくなる。

・どんどん薄汚れていくドン・ホセがよい。最終形態とか服もビリビリでエロすぎる。
・人が多いのはいいのだが人を全部写そうとして長くなってないか。
・闘牛が見れてうれしい!
・闇屋の謎の仕事が見れてうれ…

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ドイツ時代のルビッチ監督とポーラ・ネグリの長編2作目。ヨーロッパで大ヒットとなり二人の出世作になった一本。歌劇「カルメン」(1875)の4度目の映画化。

スペインの龍騎兵隊員(≒警察官)ホセは、休…

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3.9

まず主役のポーラ・ネグリがとても良い。ファーラーのカルメンも良かったけどこっちの方が好き。ポーラのジプシーダンスも好きだし。ディートリッヒとブルックスを両方思い出すくらいファムファタル味に溢れてまし…

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世界最古のクズ男か?
死ぬって言ってんのにダンスしちゃうのいいよね
私もこんな住所不定無職になりたい
1918年のドイツでもきちんと金のかかった映画が撮れたんだなあという文化的側面ばかり気になってしまった。

扉を演出に介在させるルビッチタッチの兆候は既に認められる。

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