南の誘惑の作品情報・感想・評価

南の誘惑1937年製作の映画)

LA HABANELLA

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

3.7

『南の誘惑』に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0

今回は渡米以来のサークがジールクの名で監督した、ドイツ時代の最後の作品で、この度DVDにて初鑑賞したが面白い。1937年の映画で、舞台はプエルトリコとなっているが、撮影はスペインのカナリア諸島である…

>>続きを読む

ナチスドイツ映画最大のスター、ツァラー・レアンダーの第二弾。本作でツァラーが歌う「ラ・ハバネラ」は、美輪明宏の舞台「毛皮のマリー」で使われている(寺山修司が愛聴していて美輪の為に選曲)。ツァラー×ダ…

>>続きを読む

寺山修司の舞台「毛皮のマリー」で使用された「ハバネラ」が聴ける作品。

二人の男、二つの国の間で揺れ動く女心。

劇中歌「ハバネラ」は、『甘い誘惑の香り』であり、『若き日の後悔の苦み』である。

ド…

>>続きを読む

☑️『南の誘惑』(3.7p)及び『世界の涯てに』(4.0p)▶️▶️
特に興味なくも、 30数年振りかで、前後に観たい作品があったので、ついでに観た作。渡米後の´50年代中期以降も黄金期だ…

>>続きを読む
社長

社長の感想・評価

-

熱病の存在がやや大きすぎたかも。キャラクターの輪郭がうまく立ち上がらないまま進んでしまった印象。
冒頭の島の風景の縦の構図と、母子のピアノ弾き語り、雪を思わせる白のカーペットへと倒れこむそり遊びのシ…

>>続きを読む
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

プエルトリコにて一瞬の判断が10年の省略を経て重くのしかかる。蔓延する熱病がデウス・エクス・マキナとなる。レアンダーの歌唱と喜怒哀楽が豊かで楽しい。ブラジル人医師のコメディーリリーフで悲劇にはならな…

>>続きを読む
Baad

Baadの感想・評価

4.3

スウェーデンから大西洋を船で旅してプエルトルコへ。

スウェーデン出身の歌姫が演ずるヒロインが結婚するまでのストーリーは異国情緒に満ちていて楽しく、音楽や歌もたっぷり楽しめる。

ペドロとの結婚後の…

>>続きを読む
ミリ

ミリの感想・評価

-

プエルトリコをパラダイスから野蛮で熱病はびこる生き地獄に転落させるのはんや!ヘイト刷り込みと最大限エキゾチック要素を盛り込もうとする魂胆はとてもウーファっぽい。
シュミット「ヘカテ」でも見た格子の影…

>>続きを読む
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.8

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。

スウェーデン歌劇で人気があったというツァラー・レアンダー主演のデトレフ・ジールク監督作品。ドイツ映画。
デトレフ・ジールク監督はドイツ時代の本名だが、後年、ダグラス・…

>>続きを読む

ダグラス・サーク監督作品。
スウェーデンからプエルトリコに旅行に来たアストレーは地元の名士ドン・ペドロに魅せられてプエルトリコに残り、それから10年経過するが・・・という話。

冷えきった夫婦関係、…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事