人類の戦士の作品情報・感想・評価

『人類の戦士』に投稿された感想・評価

Rin
-

(別媒体から感想を転記)

2023/05/05
黒死病と闘う細菌学者が主人公。町医者時代にも住民に対照実験の大切さを説く信頼できる男。こんなに爽快感のない"The End"も珍しいが、これもひとつ…

>>続きを読む
cil
3.5
異国の葬列、フォードにおいて最も陰惨で不気味な隊列が見られる(直後に起こるヘレン・ヘイズの悲劇を予告しているかのようだ)。
3.7

シンクレア・ルイスのピュリッツァー賞辞退文学「ドクター・アロースミス」の映画化、全長は110分だが検閲でマーナ・ロイ絡みのシーンはバッサリ切られたらしい。

伝染病という不可視に孤立して立ち向かう医…

>>続きを読む
lemmon
4.0

めちゃ観たかった作品。
ヘレンヘイズ✖️ロナルドコールマン✖️ジョンフォード😆。

コールマンは若い医学生時代から町医者を経て、疫病が蔓延するインドに行き着くまでの主人公を演じる。
とことんカッコ良…

>>続きを読む
Gocta
-
研究者を目指すものの結婚生活のため田舎町で開業医を始め、その後実績が認められて研究者となり、西インド諸島で黒死病への対応に従事する若き医師の物語。面白く観れた。

 いびつな映画(オープニングの少女は誰なんだ)だが、ぞっとするほど美しい瞬間がある。特に、ある人物が中毒で死んでしまう一連の場面、そしてマーナ・ロイとの奇妙な(違う部屋にいるにも関わらず)視線のやり…

>>続きを読む
3.3
特に冒頭の性急な語り口が鮮烈。ヘレン・ヘイズがタバコを吸ってから体調を崩す一連の流れなんかはサイレントを撮っていないと成立しないのではないか。
flyone
-

時間を飛ばしまくって結婚まで至ったかと思いきや、舞台をあっさりニューヨークに移し、さらには黒死病が蔓延する西インド諸島に移行する。およそ99分の映画とは思えぬめまぐるしい展開もさることながら、後半の…

>>続きを読む

フォードの1930年代は充実している。その力量を示す作品。サミュエル・ゴールドウィン製作、音楽アルフレッド・ニューマン、主役ロナルド・コールマン。白黒スタンダード。
フォードの運動感が素晴らしい。ア…

>>続きを読む
味
3.2
蓮實重彦セレクション 二十一世紀のジョン・フォードPartⅢ

あなたにおすすめの記事