ハーベイ・カイテルが見たくて鑑賞。
当たり前だけど、Smoke[煙]がいい。
喫煙者では無いけれど、昭和の人間なのでたばこの煙がゆらぎながら立ち上る様にノスタルジーを感じずにはいられない。
タバ…
フェリシアが中絶を告げて両親が出ていった後の震える顔とか、自分の息子だと気づいた時のサイラスの泣きながら怒る顔とか、オーギーがクリスマスの思い出を語る時のドアップとか、そういうのが良かった
煙草良…
煙草の煙となって消えたと思われる部分にも重さがある。
登場人物達はみんな何かを無くしているが、失った物や亡くなった大切な人たち、そうした経験にも意味があると教えてくれているような気がした。
妻や…
テレビ、お金、昔の写真、カメラ。それらがあるべき場所に移っていくのはなんか良かった(盗品だけど)。煙草の煙の重さの話とか最後のクリスマスのエピソードは好き。
英語と前後の文脈から熟語を推測するくら…
「秘密を分かち合えない友達なんて、友達といえるか?」
作り話のなかにも真実。バレバレの嘘にも思いやり。
昔に付き合ってた男が、二十歳そこそこで「沁みた…」って感想言ってた映画。ようやくちゃんと見…
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