ジェリーフィッシュの作品情報・感想・評価

「ジェリーフィッシュ」に投稿された感想・評価

melody1234

melody1234の感想・評価

4.6
女の子に吸い込まれそうになる。
また観たくなって、会いたくなって、何年かに1度見返している作品です。
nooooori

noooooriの感想・評価

4.2
イスラエルという国の地理について僕が拙い知識で語るなんてナンセンスですが、ヨーロッパとアフリカと中東を結ぶ位置にあり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が交差する聖地と言われるこの国の相互関係を想像することは非常に複雑であり、それは少女の外したくない浮き輪のように、感情に溺れてしまわないためにいつまでも浮き輪をつけてふわふわ海の上を漂うというイスラエル国民感情の暗喩なのではと思えてきます。

何人かの女性の群像劇で描かれるこの作品の舞台はイスラエルのビーチリゾートで、ビーチに寝転んで空を見上げると80年代風の淡いパステルカラーなビーチパラソルの隙間からクーラボックスを持った一人のアイスクリーム売りのおじさんが現れて。。。なんだそうだったのか!なんてことはない。なぜなら僕はあのアイス売りのおじさんを知っているから。この映画はイスラエル映画なのだけど舞台は僕が小学生の頃見た大磯の海岸だったのです。
やがて僕は大人になり、別のビーチでこの映画の少女のそばかすに似たそばかすの女性の宇宙のような配置に恋をして結婚して別れた。いつの日かそばかすの女性が産んだ自分の娘にも少女のような宇宙ができるのだろうか?

そう。つまりこの映画は誰もが自分の過去に飛び込まざるをえない、少女のそばかすの宇宙惑星のようであり、弾ける炭酸水のような夏の風景であり、寄せては返す波のように、過去から未来を繋ぐ幻想のようでジェリーフィッシュのような心象風景なのです。
カンヌを優しい感動で包み、カメラドールを受賞したというイスラエルの宝物のような珠玉という謳い文句に偽りなし!
いつまでも観ていたい。そんな風に思える映画は少ない。イスラエルの新鋭が撮った、奇跡のような映画。カンヌのカメラドールは大体当たり。
ごじ子

ごじ子の感想・評価

2.5
普通の女性3人のちょっとした心の機微を優しい視線で描く。イスラエルである必然性はほぼなく、どこを舞台にしても成立しそうな身近な話。唐突に人が亡くなることで話を引き締めるのは若干安易な気もするが、ともあれ特筆すべきは女児の気味の悪さ。5才の彼女、恐ろしいほどの存在感と演技力。
2MO

2MOの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

そういえば、子どもの頃に海で溺れかけたことを思い出す。
西瓜のビーチーボールがぷかぷかと沖へ流れていくのを浮き輪もつけずにどこまでも追いかけて、気がつけば足のつかない深くて濃い色の海にぽつんと一人。近くに大人の人は誰もいなくて、もしかしたら、あの時、この命はもしかしていたのかもしれない。
だけど、大事なことはそのことじゃなくて、その時に浜辺にいた今は亡き人のことだ。
ある日、突然に別れは訪れるその人へ、間に合わなかった言葉の数々を思い出す。

想像することもある。
あの時こうしていれば、せめて一言伝えられてさえいれば。運命は変えられていたかもしれないという後悔を含んだ記憶が、時より大波となって押し寄せる。
忘れ得ぬ過去から作られる、あり得ぬもう一つの現在。“永遠に果てぬ苦悩”が見させる幻想の世界にしばし漂流することもある。

そんな深くて暗い闇に差し込む柔かな光。失いし者たちの孤独を癒す光の虚構。
声にならなかった言葉、言葉にならない感情をすくい取って優しい涙に昇華してくれる詩と、音楽と、映像のファンタジア。

寂しげな眼にこそ映り込む天使の微笑みが、いつかどこかで欠けてしまった人生の、愛の一節を思い出させる。
Yukinny

Yukinnyの感想・評価

2.8
タイトル通りくらげのように人生をたゆたう3人の女性を描いた不思議な映画。

とても詩的。
現実と虚構がふわふわ。

バラ色の人生が使用されている。
咲里奈

咲里奈の感想・評価

3.2
スローな感じ。
つい少しうとうとしながら観てたから夢と現実の境目が曖昧。
andrew

andrewの感想・評価

5.0
毎日がつまらなくて空虚なのは
足りないものを埋めたいと思うから。

自身の努力 家族の助けすらなくても
絶望することはない。
幸運なこの星に生まれたなら
街ですれ違う同じく空虚な顔たちの
思いがけない"迷惑"が
足りないものを忘れさせてくれる。

いびつな形の結びつき。
冷たいけどじんわりと温かい。
こんな映画がたまらなく好き。
足りないものを埋める必要などない。

心地良い夢を見た後のような
感覚になりました。

借りれる店意外と少ないんだよな…
もも

ももの感想・評価

4.4
なんか上手くいかなくて悲しいけど、小さな光を見せてくれる。
命と言葉と美しい風景と海🏖
監督の『もともと僕らは現実と幻想の区別をあまり気にしない。重要なのは主観だから。』と言っていたのが印象的でした。
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