12分程度の短編ながら濃厚!
お爺さんが住む“積み木の家”
水没した世界に住んでいるので増水する度に家を高く増築していく。
この家の積み重ねを積み木に例えたファンタジックな物語だが、その舞台設定は…
過ぎ去りし日々の思い出、あるいは長閑な滅びの一幕。
アカデミー賞短編アニメーション賞を日本映画として初めて受賞した、緩やかな空気感が心に沁みる作品。
ーーー【あらすじ】ーーー
海面上昇により水没し…
2017.01.12 ナレーションあり、なし鑑賞
思い出を思い出すためには
ものとか場所とか写真、日記ってものが
人間には必要なんだと思う
それがおじいさんにとってはパイプで、
思い出の旅のは…
その家の匂いや空気で鮮明に蘇る思い出。
たとえ水の中でも、かつて確かにそこに存在した家族の匂いが、おじいさんには きっとするのだと思う。
水彩画のような柔らかいアニメーションと音楽に、胸の奥の柔らか…