「残酷な現実」
自分史のドキュメンタリーですが、主観と客観のバランスが良かった。
脳の中に案内されたような作品。
苦悩しながらも、興味が湧いた世界には躊躇なく踏み出す。
残酷な現実を自分で切り…
11歳から31歳までの生い立ちを写真やビデオカメラで撮り続けたドキュメンタリー。
里親に出され〜、ゲイになり〜、病気の母親に再会して〜っていう、複雑な環境でのお話。
何しろ母親の浮き沈みの激しいテン…
ある種のハンドメイド感溢れる実験的な映像の中で語れる、あまりにも凄惨かつ絶望的な個人、そして家族の歴史。心筋と言う不随意の最終装置に護られている人間の命と言うのは、結局本人が強制的にシャットダウンす…
>>続きを読む@ 渋谷シネ・アミューズ(CQN?)
ドグマで思い出したが、iMovieで作ったんだよねえ。道具が発達して誰でも映画が作れる時代になったけど、何を描きたいかが最も大事なんだとあらためて思う。荒削り…
他人のホームビデオに懐かしさを感じてしまう感覚。けれどこの感覚の同一化は私が私であることの可能性がばらばらになっていく瞬間をたたみかけるような映像で映してしまうとき、視線の宛先が宙吊りになってしまう…
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