みっちゃんが、原作のように!吉岡さんに騙されていなくて、なんとなく他の本を読んだよう。
[私が棄てた女]森田ミツは、ものすごくひどい扱いを受けて、まさに棄てられていた。
この映画では、吉岡さんもミツ…
みんなが気づかないふりをして目を瞑ってしまうような痛み・かなしみと、真っ向面から向き合うことを選んだみっちゃんのやさしさと葛藤……涙が止まらなかった
私なら目を瞑り電車に乗ってしまう
でも、みっち…
「もし、神が私に一番好きな人間はと聞かれたら、私は即座にこう答えるでしょう
ミッちゃんの様な人と」
この言葉が印象的で、とても共感した。私もミッちゃんの様な人が好き。最初から最後まで真っ直ぐなミッ…
1963年遠藤周作「わたしが・棄てた・女」が原作。映像化作品では1969年の「私が棄てた女」以来のリメイク。
監督は熊井啓「海と毒薬」を撮った監督で、彼がこの作品で表現したかったのは「海と毒薬」で…
映画館に観に行ってその時の記憶では、渡部篤郎はみっちゃんを騙した悪い男でしかなかったけど
今回はそこまで悪い男でもなかったんだ、と。
らい病ではないのに戻ってきたみっちゃんになんで?
酒井美紀見…
善人ばかりの物語
原作のお人よしすぎる森田ミツと俗人の象徴のような吉岡の対比が本作では描かれていないように思う。
心に残った箇所は、80年もの間病(ハンセン病)を煩い、世間から隔離されてきた老人(小…
酒井美紀、配役素晴らしかったな。
彼女の清純さに打ってつけの、「可哀そう」と感じたら自分の持っているすべてを捧げずにいられない女性。
「ハンセン病」、国による隔離政策、無知等による差別、迫害。その人…
医学が進歩して病気が完治しても、法律が改正されても、人々の心の中のハンセン病に対する誤解や偏見が残っているという現実。
人生に「〜たら」「〜れば」はないけれど、もしミツが療養所に残らず東京に帰って…
どうしてこうなった。という話。
ヒロインに彼氏ができた!
ハンセン病にかかってしまった!
彼氏と離れて隔離施設へ飛ばされて悲しい!
と思ったらハンセン病じゃなかった!!
で、彼氏に会いに行くのか…
日活