タイトルの読みは「しろがねしんじゅう」
戦争の罪、戦争がもたらした悲劇。
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📍あらすじ
佐喜枝と喜一は、夫婦で理髪店を…
夫の戦死の知らせを受けた妻は、夫の甥である珠太郎と暮らすようになる。そこへ戦死したはずの夫が帰ってくる…。
夫「やっと帰ってこれた」
笑顔…2人は暗い顔。
夫は事情を知っても責められないと言う。…
戦争の悲劇
生々しい悲劇
若い男の体
出兵、戦死誤報、新しい関係、復員、戻れない関係、死
銀温泉
田宮虎彦の短編小説
東京の叔父:喜一・佐喜枝夫婦の理髪店へ甥の珠太郎が修行
叔父に赤紙→戦…
出征した夫の戦死広報を受け取った後、妻が別の男と再婚し、その後戦死したはずの夫が帰還する…。
そういう話は、戦後珍しくなかったと聞く。確かにフィリピンの山奥で誰がいつどのように戦死したか…なんて情報…
海でも家でも電車でも吹雪でも追いつ追われつ
旅館の名前だけ告げて去るインパクト..
どんどん狂っていく、冷静ではいられない状態のまま、そこに落ち着くしかない姿
どこかに辿り着くことなく銀世界に溶けて…
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