銀心中(しろがねしんじゅう)は、田宮虎彦の短編小説を原作として1956年に公開された白黒映画。田宮は岩手県花巻市の鉛温泉「藤三旅館」で原作を執筆したが、本作で温泉旅館の番頭が来ている服に「白猿の湯」…
>>続きを読む新藤兼人の才能が随所で光ったジャパニーズカサブランカ。
本気で愛し合ったもの同士が、「カサブランカ」みたいにきれいに別れられるはずがない。原作があるものなので、そんな企画意図はなかったと思うんだけど…
「浮雲」「秋津温泉」に似た傾向の映画だが田宮虎彦原作だけに救いが無い点と、田舎芸者のケバい演技には耐えられない。タイトルは心中となっているが、果たして心中だろうか?若い身空で一生を棒に振った長門裕之…
>>続きを読む新藤兼人監督
音羽信子主演
まだ2人がご夫婦ではない頃かな?
夫婦で理髪店を営んで居た所に、夫の甥が修行にきてた。
夫も甥も戦争に行き、
夫は戦死、甥は戻ってきた。
甥と2人で理髪店を再建し、結…
乙羽信子さんと新藤兼人監督、この頃はまだ夫婦ではないけれど、さすがに素晴らしいタッグ。
映画を見終わっても、乙羽信子さんが散髪屋の奥さんと東北の酔っ払い芸者の二役だと気付かず、被るシーンだけ見直…
ここの評価がよかったので視聴しました
大体あらすじから想像できる
展開で話が進みます
後半は妻が最後まで想いを貫き
どんどん悲劇に落ちていくと言う
なんとも言えない展開に
それほど面白くなかったで…
戦死の知らせが来て再婚したが、戦後、元夫が生きて帰って来た…。
このようなことは、どのくらいの数あったのだろうか。3人とも悪くない。戦争の悲劇だ。
珠太郎はおじさんへの義理からどうしても奥さんを奪い…
乙羽信子のあどけないかわいい奥様からやさぐれたりの変化だけでも流石やー、と思うのに温泉場の化身のような女の二役までこなす役者魂がすごい。あんな演じ分けなかなか見られないよね!で、吹雪く山でのラストま…
>>続きを読む近代映画協会でなく、劇伴が林光じゃない新藤兼人作品。逢いたくて震えまくる乙羽信子の行動力が半端ない。静と動の演技の使い分けから、後の『触角』とも通ずるメンタル擬人化な一人二役と毎度の事ながらとんでも…
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