パトリス・ルコントの大喝采の作品情報・感想・評価

「パトリス・ルコントの大喝采」に投稿された感想・評価

https://cinemanokodoku.com/2020/03/30/lesgrandsducs/

何でもありの大衆演劇ブールバール劇の魅力そのままに、のびのびと楽しく演じきった3人の素敵なおじさま達が何ともいえない味を出している快作でした。
恥ずかしながら、ルコント作品を見たのはこれが初めて。官能的な大人の作品を撮り続けてる方だと思っていたのですが、今作品の公開前に彼の初期の頃の作品も話題になり、実はアクションからコメディまで幅広い作風を持った方だと知りました。この映画にもそういう様々なジャンルのエッセンスがぎゅっと詰まっていて、映画らしい映画の面白さを楽しめました。

やはり一番好きなシーンは3人が自信を無くしかけたジュリエットを川のほとりで励ますシーンです。ヴィアラは言います。「いつまでも舞台にしがみつかなきゃ駄目だ。私はいつまでもしがみつくぞ。」才能やチャンスに恵まれなくても本当に舞台が好きな彼らの気持ちが彼女にも、そして僕たち観客にも伝わります。

ひょっとすると、彼ら役者同様あのブールバール劇の魅力の虜になって、いつまでも観客席にしがみついている人々があそこには沢山いるのかもしれません。
フランスという国は演劇や映画の需要曲線と供給曲線が日本よりはずっとずっと高いところで折り合っている国なんでしょう。観客の乗りの良さには脱帽です。この映画を見終わった後ル・シネマの満員の観客席が大喝采になるようならたいした物なんですが。(実際は半分足らずの入りでした。)
96/08/24(土) 21:21
あくの強いオヤジ三人組のドタバタコメディ。ジャン・ロシュフォールはスケベ役がピッタリ!この大物俳優三人、すごいわ〜
この手のコメディがルコントが一番得意とするジャンルなんですね!
Cem

Cemの感想・評価

4.5
初のルコント作品、とても面白かったです★

3人の初老の売れない役者が、巡業の喜劇のお仕事ゲット!!

1人目は女好きで舞台中に女優さんの身体触るエロ爺
2人目は舞台本場に緊張して舞台上がれないお調子者な爺
3人目はジャン=ピエール・マリエール✨とにかくすぐキレる老害、しかも台詞覚えないし大根役者だけどカッコイイ爺

個性豊かな3人の爺が愛おしい!!!
ミシェル・ブランは脇役だけど女優さんの命を狙うっていうおいしい役どころ
命を狙うけど毎回3人の爺の邪魔が入って殺せません
しかも観客はそれも劇だと思い、拍手喝采の大盛況w
シャンデリア落ちるし銃撃まであるのに呑気な客ですw

音楽も良かった〜♪
ジャン=ピエール・マリエール出てる映画にハズレなし!
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
軽いコメディ。じじい3人がいいんだ。ルコント組の豪勢なこと。ミシェル・ブランの上手いこと!のっぽで野蛮で暴れん坊で子煩悩で!オカマや衣装係りにまでルコントの愛が注がれていて堪らないね。「日本のファンは私のよい作品もだめな作品も愛してくれた」というコメントを聞いたとき、フランスには稀な謙虚な人だと益々好きになってしまったよ。
●'96 7/27〜9/13公開
配給: アルシネテラン
ワイド(シネスコ) DOLBY STEREO
9/7 11:00〜 ル・シネマ1にて観賞
フィルム上映
パンフ購入不明
昔々の学生の頃
シネヌーヴォ梅田の
オールナイト上映で
観ました。(メモ)